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食べ放題に勝ち負けはなく、ただ戦いだけがある話

先日同僚に、「男爵はいつも食べ放題で負けてるね」と言われた。
これは先日ケンタッキーの食べ放題に行った時、初手でチキンを取り過ぎてチキン以外ほとんど食えなかったのを見られたからだ(鳥だけに取り過ぎっつってな)

どうすれば食べ放題で勝つことができるのだろう。
個人的には「元を取れれば勝ち」という価値観は危ういと思ってる。元を取るために食べ切れないほど頼んでしまい、その結果おなかポンポンなのに食べなきゃいけない方が負けている気がする。
元を意識しなくても、食べ過ぎると普通に苦しいし身体にもよくない。
かといって食べ放題なのにちょうどよい量を食べると、「もっと行けたのでは?」と考えてしまい、それはそれで負けた気がする。

そう考えると、食べ放題に勝ちも負けもないのかもしれない。
食べ放題には「戦い」しかないのだ。我々は勝ちたいわけでも負けたいわけでもなく、戦いをする為に食べ放題に行っている。

その結果、勝とうが負けようが「戦い」という目的が達成されている。
ある意味では目的が達成された時点で勝ちであり、食べ放題に行くこと自体が既に「勝ち確」なのかもしれない。

正直なところ、食べ放題に行った後はいつも苦しくてあっぷあっぷになり「普通に定食を頼んだ方がリーズナブルだし、そこそこ満足できたんじゃね?」と思ってしまう。
だがそんな後悔をよそに、戦いを求める戦闘民族としての血がまたボクを食べ放題へと駆り立てるのだ。

しゃぶしゃぶ食べ放題。行きてえ〜

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