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ひとくち、ひとやすみ。食べるマガジン『KUKUMU』はじまります。

ああ、どうして人間は1日3食なんだろう。かなしくなる。もちろん胃袋が許すのであれば、体重がどうなってもいいのであれば、健康を損なってもいいのであれば、何食だって食べられるけど、結局は2食から3食に落ち着く。

大人になると、そんなに食べれない。これは30歳を過ぎてからわたしが気付いた真理である。

でもでも、食べたいものは無数に存在する。

カレー。カレーだって、インドカレーというくくりのなかでさえ種類がたくさん。お蕎麦屋さんのカレーも好きだ。家のカレーも好きだ。スパイスはどれ派? レストランのカレーだってすてき。スープカレーもあたたまる。スパイスカレーなんてもう最高。

1日3食では、足りない。これは純然たる事実である。

このさみしさを埋めるのは、おいしい文章だ。わたしはおいしいことばを、もっともっと味わい噛み締めたい。

それは手の込んだ料理じゃなくてもいい、特別な食材を使っていなくてもいい。こころが満たされる、文章を読みたい。

私利私欲から、わたしはnoteマガジンのコンセプトをつくりだした。

「ひとくち、ひとやすみ」

思えば、食べているときというのは、不思議だ。食べている、つまりは口とか手とかいろんなところが動いているのに、こころは休んでいる。食には、やすらぎがあるのだ。

コンセプトをつくり、ライターさんに声をかけ、イラストレーターさんにバナー画像を依頼し……というぐあいに、マガジン計画は進んでいった。

そして今日、自己紹介のnoteを公開した。マガジンの名前は『KUKUMU』です。かわいいでしょう? 意味は自己紹介noteを読んでください。

これから『KUKUMU』は毎週水曜日に更新される。つまり最初の記事は明日。

わたしは編集者としてライターさんが書いてくれる文章をなんども味わいながら、われながら素晴らしいことをはじめたなあと思っている。

明日、まずはひとつめの記事、お楽しみに。

30minutes note No.1007

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栗田真希
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。