見出し画像

就職活動の嘘はいつか見破られる。

こんにちは😊いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は英語ではなく仕事…転職活動・試用期間に関する投稿になります。

中小ではありますが外資系の会社に転職して、気づけばあっという間に三か月が経っていました✨
英語を使っての業務にはいまだ慣れることもなく、まだまだわからないことだらけですし、皆さんの足を引っ張ってしまっているな~と己の力不足を痛感する日々です…😢
とにかくがむしゃらに毎日を過ごしていたらいつの間にか三か月の試用期間を終えていた、というのが実際のところです。

さて、そんな会社に転職して三か月の間にいろいろとありましたので、今回はその中から試用期間に関するあれこれについてお話をしていこうと思います。
今まさに試用期間中の方はもちろん、転職活動をされている方にも参考になるトピックだと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

試用期間中に給与改定が行われた

私は入社して2か月が経ったタイミングで、ボスから突然「あなたの給与を上げます」と告げられました。
まだ試用期間中なのに?と驚きながらも、自分の頑張りを認められたような気がして、とても嬉しかったです。
ボスからは、小さい会社なので経理はあなた一人しかおらず、これからも引き続き責任を持って頑張ってほしい。そのために給与を上げるんだ、という説明を受けました。
また、今後もあなたがもっと英語でコミュニケーションを取れるようになったら、さらに給与を上げるからね、と言ってもらえました。
これが英語を頑張るモチベーションにつながっていたりもします…笑

試用期間中に給与が上がった人(私)がいる一方で、試用期間を終えて本採用を拒否された人もいました。どのような経緯で本採用拒否に至ったのか、これからお話していきます。

試用期間満了後の採用拒否に初めて立ち会う

社会人歴十数年、三回の転職を経験した私ですが、試用期間を終えて本妻王を見送られたことは一度もありませんし、今までそのような場面に立ち会ったこともありませんでした。
これまでの経験上、試用期間中に滅多なことが起きない限り、そのまま継続して本採用されるものだと思います。
しかし、今回は会社側が従業員の本採用を拒否したのです。
このような場面に立ち会うのは初めてのことだったので、驚きましたし、明日は我が身…と、より一層身を引き締めて頑張ろうと思った出来事でもありました。

どうして会社側が本採用を拒否したのか?

元々その方は、退職されるマネージャーの後任として採用された方でした。要は欠員の補充です。
採用にあたって、会社側は前任者と同等のレベルを要求しました。
その内容は人事、総務事務全般・案件管理・各部署のチームアシスタント等々…会社の全体を把握して管理をしていくようなポジションです。
スタッフもクライアントもほとんどが外国人であるため、ビジネスレベルでの英語スキルは必須。
後任の方(以後、Aさんとします)は、選考時にワーキングホリデーやインバウンドのお客様が多いホテルでの勤務経験があり英語でのコミュニケーションは問題ないこと、人事や総務・管理、運営の業務経験があることをアピールしました。
Aさんのスキル、経歴、実績等を聞いた会社側は、まさに自分たちが求めていた人材だ!ということで採用に至ったわけです。
しかし、実際に入社して働いてみると、Aさんは面接時に「できる」と言っていたことが何一つできませんでした
選考時と入社後のミスマッチに疑問を感じた上層部が、改めてAさんの経歴について調査したところ、選考時に「過去にやっていた」と言っていた経歴・実績が全くの嘘だったことが発覚しました。

会社は最後までその人の活躍を期待していた

それでも弊社のボスはAさんに対し何度もチャンスを与えました。
しかし、Aさんは何一つとしてタスクを完了させることはありませんでした。
与えられた仕事に対する進捗の報告を資料にして提示するように命じても、Aさんは一度も資料を用意することはなく、「資料を出すことはできないが、進捗は私の頭の中にある。」の一点張りという状況。
さらにAさんは、「自分に与えられた仕事が多すぎる。上層部は自分に難しい仕事ばかり与えてくる。これだけ忙しく大変なのだから、今のお給料の倍はもらってもおかしくないはずだ」と給与の交渉を始めたのです。これには本当にびっくりしました…。
これにはさすがのボスも失望し、「あなたにマネージャーのポジションを与えることはできない。今の条件で引き続き働くか、それが難しいならやめてもらう(解雇)」とAさんに選択肢を2つ与えました。
しかし、Aさんが選択したのは「引き続き働くし、給与は上げてもらう」という、ボスが提案していなかった新たな選択肢(!)でした。
ボスがそれはできないと拒否すると「じゃあ辞めます」とAさんが自ら退職の意思を示し、試用期間満了後に退職する運びとなりました。

選考時の嘘はいつか必ず見破られる

採用されたいがために見栄を張りたくなる気持ちは十分わかります。しかし、自身の経歴や資格、スキルなどについて嘘をつくことはNGです。なぜなら、その嘘はいずれ見破られますし、最悪の場合、内定取り消し・懲戒解雇になる場合があるからです。
大手企業は、リスク回避のためにバックグラウンドチェックを行うこともありますから、その時点でバレます。
もしバックグラウンドチェックをしていなくても、選考書類に記載している内容と性格検査、面接での回答内容につじつまが合わない場合は採用担当に疑問を抱かれるでしょう。大手企業の採用担当は何人もの応募者を見てきたプロフェッショナルですから、その嘘はすぐ見破られてしまいます。
また、嘘を見破られることなく選考を通過し無事入社できた場合でも、その人が本当に持っている実力や適性に見合わない仕事を与えられ、窮地に追い込まれていくでしょう。今回、Aさんはこのケースでした。

できないことは素直にできないと言ったほうがいい

例えば面接で、「これはできますか?」「あれはできますか?」と質問されるとします。「できます!」と言ったほうが採用される確率は高くなるでしょう。
でもそれが、専門的な知識を要することだったり、経験がないと対処できないことで、自分には持ち合わせていないスキルだった場合、その人自身の首を絞めることになります。
私はいまの会社の面接をした際に、自分ができないことは素直にできないと言いました。英語だってそうです。英語必須と求人には記載がありましたが、私はビジネスレベルどころか日常会話ですらも怪しいくらいの英語のスキルしか持ち合わせていません。それでも、採用されたのです。

向上心をアピールすることも大事

私は英語ができないと最初の面接からずっと伝えていましたが、それと同時に、自分がずっとぼんやりと抱いていた「グローバルに働ける人材になりたい。そのために英語のスキルも身につけたい」という意思は伝えていました。
今はできないけれど、これから頑張ってできるようにしたい!という気持ちを伝えるのは大事なことだと思います。

ぜひ就職活動・転職活動をされている皆様におかれましては、見栄を張らず、ありのままの自分を受け入れ、さらに改善していこうという気持ちを持って活動していただければと思います!Fight!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?