タイのBLドラマ「2gether 」になんでこんなにハマっているのか
いま、世間を賑わせているタイのBLドラマ「2gether the series 」
コロナ影響の巣ごもり生活も相まって(?)あちらこちらで、「2gether 沼」にハマっている方を見かけます。
かくいう私も、とにかく友人たちに第1話のYouTubeリンクを送りつけまくり、連日、読めないタイ語が並ぶ写真だの動画だのを漁って、「おぉぉぉぉ美しい……」と悶える日々。
オンライン飲み会でも、「とにかく2gether が生きがい‼︎‼︎」しか言わないし、なんなら、毎週、金曜日の放送後、(苦手な)英語字幕で、一通り鑑賞後、日曜日には友人たちとオンライン上映会をするというルーティーンまでできています。さらにいえば、Youtubeで、あいまあいまに入るCMのモノマネを習得しました。
なんでこんなにハマっているのか
私は、いわゆる「腐女子」ではなくて、BL漫画もほぼ読んだことがないです。攻め?受け?と、うすぼんやり用語を聞いた事があるくらいで、まぁ本当に、その方面はまっったく知識はございません。
そんな私が、このドラマにハマっている理由をご紹介したいと思います。
※ストーリーのあらすじは書きません!w
↓のnote がおもしろいので、こちらを見てください!
1.さながら2000年代前半の韓流ドラマ・非現実との絶妙なバランス
ツッコミどころしかないのに、なんだか没頭してみてしまう・・・この感覚は・・・そう!2000年代前半の韓国ドラマ!
あのころの韓国ドラマのお決まりの、「えっ!なにこの展開!?」→「ハイ、夢でした~」「ハイ、妄想でした~」※だいたいキスとかしてる
こうした飛躍するストーリーだったり、「あれあれ?なんかいきなり空暗くなってない?」「いやいやお前、そのポジションどりおかしいやろ~」などなど・・・とにかく、ツッコミどころが満載で、(いい意味で)チープな作り。でも、いいんです。ドラマだから。これは、ファンタジーだから。
いやいや、あなたとあの人が面識あったの!? 知り合いでしたの!?!?世間せますぎでしょ!も、この世界ならOK、むしろ好都合。このバランスが、妙にひきつけられます。
さらに、1話が4分割されていて(Youtubeでの配信)さくっと15分程度で一区切りつけられているのも、大変見やすいです。というか、見やすすぎて、途中でやめられないです。最近の、動画配信に馴染んだ形式ですよね。
2.何度でも見返したくなる、見事な伏線回収!
2020.5.7現在、11話までが放送されていますが、まさに、この直近の11話をみて、1話から見直したくならなかった人がいたでしょうか?いや、いない(反語)
ネタバレをさけるため、細かくは書きませんが、とにかく、見るたび「ここでこんなことを言っていたのねっ・・・ニクイ!!!」となります(これまでに4周ほどしましたが、後につながる、ひとつひとつのセリフが、とっても愛おしく感じます)この後も、どんな風に伏線回収してくれるのか楽しみすぎますし、夏までに、わたしはあと10周するでしょう。(予言)
3.脇役までも、登場人物のみずみずしい演技
主人公のタインを演じる、Win君は、ドラマ初出演らしいですが、そうとは思えない演技!大学生を等身大に無理なく演じていて、見やすいです。もちろん、サラワット役のBright君も、とにかく登場人物(95%以上が大学生)がみんな、みずみずしく大学生を演じていて、あっさり自然にみることができます。
ラブコメなので、もちろん、コメディー要素も多いのですが(サラワットが謎におっぱいに執着してるとか)それも、難なく演じています。
それだけでなく、登場人物のインスタアカウントがあって、物語通りの投稿がされていく、っていう演出にも「くそっ!やられた!!」となりつつ、喜んでしまいます。
4.音楽とともにぎゅっと胸をつかまれる、ベタだけど美しい絡み
このドラマで欠かせないのが、「Scrubb」の音楽。タインはScrubbというタイのバンドのオタクなのです。Scrubbは二人が出会ったきっかけであり、二人が近づくきっかけであり、Scrubbの音楽が、二人の心情が丁寧に描写されている場面を盛り上げます。
Scrubbの音楽を、1つのイヤホンを片方ずつつけて一緒に聞くという、THE・王道な場面は、何度見ても美しい。(そう、この世界にはBluetoothイヤホンは不要なのです。)二人のそばには、いつもScrubb先輩がいます。ありがとう、サワィディーカー、Scrubb先輩(音源ダウンロードしました)
どうやら、原作者の方が、Scrubbの大ファンらしいですね。
また、サラワットを演じるBright君が歌う、エンディング曲もとっっってもいいんです。
↓タインとサラワットが尊すぎて、不整脈を起こしそうなMVはこちら
5.この世の愛はすべて運命的なのだ、と気づかせてくれてありがとう
1話の最初のセリフが、このドラマの「言いたいこと」なんですが、ドラマのタイトル通り、「この世の中は、運命の人っていうのが決まっていてだね、それに導かれていくのさ!」ということです。それが、このドラマで学べる(?)ことなのです。
この軸がブレないのが、本当に重要なんです。
タイン・サラワットだけでなく、いくつかのカップルが登場するのですが、とにかく「一目見て、運命の人だってわかりました」っていうケースしかないです。えぇ、だって、運命は決まっているから。
男性同士の「萌え」だから、ハマるのでもなく、ちょっと後ろめたい愛だからハマるのでもなく、過激な描写があるから見ちゃうわけでもなく、とにかく「人を一生懸命愛するってスバラシイ!そして、相手は運命で決まっているから、自然と報われるんですよ」という、そのメッセージに引き付けられるんじゃないかな、と思っています。(だから、極論、わたしは、このドラマが男子と女子の愛でも、女子と女子の愛でも、なんでもいい)
6.とにかく顔がいい
いまさらいうことでもないんですが・・・・・・
ふたりとも長身・小顔・肌ピカピカ。とにかく見ていて、美しさ・かわいさですべてが浄化される。
なんで2人とも服はいっつも白シャツ(襟なしと襟つき2パターン)なのかしら??(タインは、ピンクが好きだからたまにピンクのTシャツやニットなこともあるけど)さらにタインは常に足首がでていて、逆にサラワットは蒸れそうな靴をいつも履いているのはなんでだろう・・とか思いますが、そんなことは、どうでもいいくらい、顔がいい。生まれてきてくれて、ありがとう、と伝えたいですね・・・
たまに脱いでいるときの筋肉も、またよき。これからの活躍が本当に期待される2人ですね~
ということで
こんな時期じゃなかったら、絶対、日本でファンミあっただろ・・・!と恨み言をいいつつ、いまはタイ語を勉強して、二人が来日するときには直接、おしゃべりしたいと思っています★しかし、文字がとにかく難しい・・・
残り2話で最終回ということで、寂しい気持ちがありますが、残りも隅から隅まで味わいつくして、しっかり完走したいと思います。
いつもながら、日本語字幕をつけてくださる方に、大感謝です・・・・・・!
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