感情を伝える
久しぶりに職場へ行きました。
朝から緊張で吐いたり、息苦しくなったり、行くのやめようかと思ったけど、何か動き出さないとかわらないと思って、何とか歩を進めました。
久しぶりの通勤路は雪が溶けていて、すこし日差しが暖かくて、そんな気候に後押しされてなんとか職場へ。
新品の匂いと羊毛の匂いが混じる優しい香りの社屋。
そう、わたしが勝手に仕事に絶望しているだけで、この会社は優しいんです。すっかり忘れていた。
その日は勤務じゃなくて面談ということで、応接室。
何が辛くて憂鬱になっているのか、要領の得ない話をして、いくつかの選択肢をもらいました。
休職、週の数日だけ出勤する、リモート勤務
そんな融通が聞くなんて知らなくて驚いた。
いずれにしても、改めて病院の判断をあおごうということで決着。
今の病院が合わないと伝えると、土着ネットワークを駆使して、良さそうな病院を調べてくれるなど。
その間。年の近い先輩達が来てくれて、ひたすらに慰めてくれました。みんな、メンタルをやんだことがある人たちで、理解がすごい。
どうやって、この残酷な仕事を受け入れているのか、尋ねてみたところ、やっぱり諦めるしかないみたい。
しかし、そんな自分本意な後ろ向きな姿勢では、何もかわらなくて。
出生は悪だけど、それでも産み落とされてしまった人々の生存環境を快適にするのが先に生まれてしまった人の努めだから、(だからこんなところでうずくまっているのは、最も悪いことだけど)このままであり続けては駄目なんですよ。
それができないなら、死をもって生まれることの悲劇を伝えるべきであって。
わたしは頭がおかしいのでみんなのいうことの半分以上がよくわからないし、面談の前に恋人からもらったアドバイスに至っては異国語かと思うほどに意味がわからなかった。この文章だって、本質だけが抜け落ちている気がしてならない。
ただ、みんな、行動や言葉にしてくれるくらいにはわたしのことを想っていて、それは思い遣りやおそらく善意なのだろう。だからわたしも迷惑をかけないようにしなきゃと思うのもやっぱり何かずれている気がするんだけどわからない。
本質的には、服の話より、こういう言語にまつわる駄目なところをどうにかしたいです。
出来事をたんたんと書くことはできるけど、感情を言葉にするのって/言葉になった感情を理解するのってむずかしい。
とりあえず、ただ眠ればいいという病院の対応はやっぱりちがうので、今日の目標としては新しい病院に予約の電話をかけることです。
なんて電話したらという気持ちだけでこの文章を書きました。ぜんぜん予約電話に役立たないないようだ。