あきやすみの工作1
決めた。ノベルゲームを作ろう。
そう思った。
思ったので作ります。
せっかくなので制作過程も記録しようと、日記をつけることに決めた。
恐らく毎日作業は出来ないし、〇〇をやった、だけ書くのもつまらないので、明日以降はTwitterことXを引用しながら一週間ずつ更新しようか。いや、作業した日にいっぱい書いた方がいい。日数は限られているのだから。
そう、日数が限られているのだ。
今は敢えて理由を書かないが、限られているからこそ作りたくなったので、日数というのは私の中で重要である。
ゲーム完成後にこれを読む人がいたならば、分かるかもしれない。それを含めて面白がってくれたら嬉しい。
今回はそんな完成後にたどり着いた人に向けて、自己紹介と、作ろうと思った経緯などを書いていく。
ちなみにゲームについてはまだ決意して、作るための情報を集めただけで、テーマも何も決まってない。
まず最初にこれを書いている。
小説を書く時に、あとがきから書く素人がいる。それですそれ。それ私です。
てかお前誰?
岬です。
個人制作で、分ける必要性を感じないのでサークル名も岬にする。
1995年の春生まれ。28歳で実家にパラサイトしている無職。
前職はアパレル。ニット/カットソーをメインに、企画・デザイン・パターン・資材発注・品質管理etc…ざっくり言えば作る指示をする人をやってました。
2021年の年末頃から精神的に不安定になり、22年12月を持って退職。一時期某ブランドを手伝わせていただいたものの、それも続けられずにフェードアウト。
双極性障害と診断されています。
中の人の好みがわかると解像度が上がったり嬉しくなったりするタイプなので、読む人もそうであれと祈りながら、羅列してみる。
・ブランド
BALMUNG , mame kurogouchi , chika kisada , HOHGA , little suzie , chloma , BABY THE STARS SHINE BRIGHT
・ラッパー
空也MC , レイト , 劇団 とどのつまり反吐の集まり , 野崎りこん , 泉まくら , haruru 犬 love dog 天使 , kuroyagi , paranel , kZm
・商業作品
攻殻機動隊 , 炎炎ノ消防隊 , ソウルイーター , Kの葬列(楠本まきは全部好き) , 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん , 吸血鬼のおしごと , ティム・バートン全作品
・同人作品(作者だったりシリーズ名だったりサークルだったり)
苦界七千日 , 謎ボロ , ぃはゆ , 保田塾 , ぞる , わこ崎 , ろくろの回し者 , 鎖国探偵 , ヤボシキイ , 高橋そら , 衰弱死ゾンビ , ぱらぽっぷらふな
・姫
北出菜奈
・作る事
服・文章・絵
枚挙に暇がないのでこの辺にしておく。
そう、カテゴリにゲームがありません。商業作品の中にはゲーム化したものもありますが、やったことありません。
全然ゲーム好きじゃないんです。
なのになぜ?
なぜゲームを作ろうと?
ゲームを作りたくて、ノベルゲームを選んだわけではありません。
好きな商業作品がほぼ漫画とラノベで埋まっているとおり、作るのも文章・絵とあるとおり、ストーリーと絵が好きなのです。
中、高生の頃は文学部(同好会)で小説や詩などを書き、今もたまにnoteを更新しているように、文章を書くも好きですし、
ファッションの専門学校でコンセプトやテーマづくりを学び、絵は大した経験も知識も無いですが作ったものの中では一番多いのは間違いなく絵なので。
ノベルゲームなら全部活かせる! と気付いたわけです。
全部やらなきゃいけないってつまり大変では? とも今気付きましたが、まだやってみたい気持ちのほうが好きなので大丈夫。
途中で挫折したらまあそれはそれですよ。
服づくり以外の全てのスキルが活かせそうなのがノベルゲームだったので、自分の存在の集大成としてこれを作ってみようではないかと。
音楽も、長い間習っていたので作れるっちゃ作れるが、全然好きじゃなかったので、フリー素材を使う。
メインスキルである服を除いたのには、表現媒体として不向きである、という点が大きい。
一着作るだけではまず伝わらない。1コーディネートでも怪しい。作品としてどうやって伝えるかと考えると、トルソーでの展示やショー、作品撮りが無難だが、1ルックの展示やショーは不可能だし、写真にすると背景・カメラマン・モデルと他の要素が介入する。5ルックくらい並べたら、絵的にも迫力が出るのでモデル無し素人写真でも目に留まるかもしれないし、展示も可能かもしれないが、コストも時間も労力もとんでもないことになる。
なので、大胆にもここを削ることにした。
ゲーム内のキャラクタの服装は、キャラクタを表す記号の一部なので、ここに私のファッションセンスはあまり含まれないと思う。
テーマと絡めるのも、手段と目的が混ざってしまうのでやらないつもりだ。
音楽で他が介入するじゃないか、と指摘されるのは尤もだが、「既存のものの中から私が選ぶ」ここに他者の意図は含まれない。たとえば、爽やかな朝をテーマに作られていたとしても、私が暗く気分が沈んだ印象として使ったら、どうだろう。他者の意図は含まれないと思う。こんな極端な逆張りみたいな事はしないけれど。
なので許してください。
もしかしたら効果音だけにするかもしれないけど、音楽あったほうが効果的だと思うので。
背景も多分フリー素材を使う(写真を加工するのも選択肢にある)。これについても、音楽同様に私が選ぶことが軸になっていると理解して、許していただきたい。
ではモデルやカメラマンも自分で選べば良いのでは?
これらは人間なので、どんなに作品を理解してもらえたとしても、細かいポーズ指定・シャッターを切るタイミングには本人のフィルターが掛かる。
完成したものは、私だけではなく、彼らの作品でもあることになる。
ゲームはあくまでフリー素材を用いた私の作品になる。
ここが大きく違う。
終わりに
こうやって好きなものや動機を整理したら、作りたいものが見えてくるかと書き始めたが、特にそんな事はなかった。
でもまあ、パーツパーツに理由をもたせるという機能は果たせたのでは無いかと。本質からズレた悩みで悩むことは減りそうだ。
軽く食事を取って、手を動かしながら模索してみよう。