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トロプリ秋映画の感想 (ネタバレマシマシビューティー伝説パッシングショット)

 この文章にはトロプリ秋映画(雪のプリンセスと奇跡の指輪)に関するネタバレを含みます。
まだの人は今すぐ観てください。
頼む、何でもするから。
200円までなら払うから(大嘘)
てなわけで真面目にいきます。

 トロプリ秋映画観てきました。2回観ました。
 Twitterでも同じような事を言いましたが一言で申し上げると「気になる部分はあったけど楽しめた」って感じです。
 気になる部分についてなんですが私自身が感じた部分と、他の方の感想を読んで感じた部分があります。それを書いた後に良かった点を載せて褒めちぎりたいと思います。
 2回目を観て思った事も2箇所だけ書きます。
 ですので「トロプリ秋映画は超傑作!非の打ち所が無い!」って思ってる人にとってはちょっとキツイ内容になるかもしれません。読む時は身構えてください。

 まず、私個人が気になった箇所は「ローラとえりかの絡み」と「シャロンの歌を何故トロプリメンバー全員が知っていたのか」の2つですね。
 物語序盤~中盤辺りの、ローラの衣装にえりかが意見したシーンは「みんなの意見を聞く事の大切さ」を伝えてる程度で、シャンティアの過去に触れる所が全くと言っていい程に無く、シャンティアの秘密に関しても一切関係がないと言える内容なんですよね。
 トロプリは伏線回収が丁寧で構成にムダが無いという印象があったのでそこが少し残念でした。
 後々明らかになるシャンティアの秘密そのものについては悪くなかったと思います(むしろ好み)
 それに、ローラとえりかの絡みから「国民が居なくなったのはシャロンが国民の意見を取り入れなかったから」とかにシフトしだしたらそれこそトロプリ30話(生徒会選挙のお話)の焼き直しになりかねないので、そこに関しても良かったですね。
 ただ逆に言えばローラとえりかの絡みにそこまでの意味があったのかが問われると思います。
ハトプリらしくて悪くないシーンだとは思うんですがちょっと尺を取りすぎてる感が…
 まぁ、トロプリ×ハトプリのクロスオーバー作品でもあるから交友関係が必要だった…そう捉えています。終盤のまなロラに繋がる部分も一応ありますし、ラストのステージ衣装はえりかのお力添えもあって生まれたようなものでもあるからそこは評価出来ます。ありがとうえりか、ステージ衣装みのりん先輩めちゃくちゃ可愛かったよ。
 ただラストのローラが涙ぐんでる時にえりかが励ましがてら茶化したのは少し気になりましたね。「えりかだからしょうがない」ではなく、逆にえりかだからこそ気になった…そんな感じだと思ってます。えりかってそんな子でしたっけ…
 ハトプリ本編の34話だとゆりさんとコロンの別れに対しては泣いていたし、そこまで空気の読めない女の子じゃないと思ったんですけどね…
 まぁ今回はローラとえりか、互いに歳の近い人同士の友好関係だったからってのもありますけど茶化すのはちょっとヒドイかな…って思いました。
 シャロンの歌の浸透に関しては何となく理由付けることは出来ますね。
 ローラとえりかが仲直りする時にまなつちゃんと一緒に帰って来てましたから。
 その時に教えたのかなぁ…と想像しました。その後、戴冠式が始まるまでの間に歌が浸透した…そう考えています。
 シンパシー的な何かで広く知れ渡ったという捉え方も出来ますね。ここら辺に関しては特に気にしなくてもいい疑問かもしれませんね。

 次に感想を読んでて気になったのが「ローラとシャロンの絡み」と、「パパイアの地下発言」の2つですね。
 前者に関しては私も少し違和感を感じてました(感想を読んで納得したって感じですね)
 もっと絡みを増やす、もしくは序盤の会話のシーンの尺を作ったり等、とにかくシャロンに対してもうちょい掘り下げて欲しかったです。
シャロンはキャラデザ、声、ドラマ性…良い所が沢山詰まってただけに少し残念でした。
 後者に関しては全然気付かなかった点なんですが1つ思った事があったので書いときます。
 一応問題点を簡単に説明しておきますと「牢屋の存在を知っているのはポプリ、くるるんのはずなのに何故パパイアが知っていたのか」という事です。
 みのりん先輩の探究心が生み出した結果なのでしょうか(違)
 ポプリ達から聞いたっていうのが1番分かりやすい説明になりますね。案内みたいな事もしてましたし。
  ただくるるんは知っていたわけですからポプリの案内をやらずに上手いことみんなと合流させて、パパイアとの意思伝達シーンをやるとかは出来たと思うんですよね(アニメ本編でもみのくる伝達シーンが存在するわけだし)
「みのくる」はトロプリの中でもかなり好きなカップリングなので、今回の映画でそれが無かったのは少し残念だなと思いました。
 ただハトプリメンバーが城の下の方に連れていかれる描写(横長のキューブみたいな奴にハトプリメンバーが閉じ込められてそのまま真下に引きずり込まれるシーン)みたいなのはあったのでそれを見たパパイアが「城の地下に居る」と判断した…そういう捉え方も出来るかもしれません。
流れを簡単にまとめると…
1.ハトプリメンバーが何処かに連れていかれる
2.何処に居るかは分からないけど下の方に連れていかれたからパパイアが「地下に居る」と判断
3.地下を探してたらポプリと出会って案内された
こんな感じでしょうか…
半ば雑ではありますがパパイアのシーンの疑問点はこれで説明出来ると思いました。
「みのくる」は無いので諦めます(血涙)


 2回目を観て感じた疑問いきます。疑問点は「ローラ以外のトロプリメンバーの出番」と「変身シーン」ですね。
 ハトプリとのコラボによってローラ以外のトロプリメンバーの影が薄くなってしまったのはマイナスポイントであるとハッキリ言えると思います。みのりん先輩、さんごちゃん、あすか先輩が薄くなってしまうのはある程度予想済でしたがまなつちゃんの影が薄くなってしまったのはちょっと予想外でしたね…もう少し前に出張っても良かったんじゃ…
 「変身シーン」に関してはフル尺でしたね…ハトプリも含めて、少なく見積っても8分くらいでしょうか…かなりキツい…
 しかし普段見れない部分を劇場で見れたのが良かったという考えもありますね。私はyoutubeで穴があくほどキュアパパイアの変身シーンを眺めていますが、子供たちにとっては普段はあまり見れない部分なわけでして…そこが見れたのは子供たちからしたら中々に激アツな要素だったようにも思えます。
 ただハトプリの変身シーンのフル尺は無くても良かったんじゃ…そこに尺を使うべきでは無いと思いましたね。
  今回の映画は尺が足りなかったせいとは考えていますが「ハトプリとのコラボだったから」だけのせいでは無く、こういった変身シーンの尺も問題なのでは無いかと私は思いました。
 しかしハトプリの変身bgmがアレンジされていた点も含めて、ハトプリファンからしたら鳥肌が止まらない部分であったのも確かですね。ハトプリ信者の私は震えましたよHAHAHA。

 疑問点はこんな感じですね…結局のところ尺が足りなかった…そこに行き着くんじゃないでしょうか…?
 多くの方々はコラボで尺を取られたと思っていますが私もそっち側です。
 もちろん、私個人としては尺が足りなくなった理由をコラボだけのせいにしたり、コラボがダメだとハッキリ言うつもりもありません。
それに、上記6つの疑問点はあったにしても最初に述べた通りしっかり楽しめる内容には仕上がってると感じています(コレに関しては私の価値観にもよりますが笑)
酷すぎるわけではない…コレはハッキリと断言出来ます。


 お待たせ致しました。良かった点をまとめます。5つあります。何と疑問点が増えたせいで数負けしました。悲しいですね。
てなわけでいきます。

1 ギャグの挟み方が好き
 これはもう最高でしたね。堪えるのに必死でしたよ笑
 今作はシリアスな展開が多いので、そう言ったギャグ要素でバランスを取ってる所は凄く好きでした。
 特にくるるんが良い味を出してましたね。いつも通りで可愛いし、我々の想像を超えた大活躍(笑)もしてましたね。
 ギャグ要素に関してはまた別のnoteにまとめたいと思ってます。

2 キャラの魅せ方が好き
 これも良かったですね。
 多分皆さんはご存知無いと思うんですが、私って実はみのりん先輩推しなんですよね。
 今作ではローラが主役みたいな所があったんでどうなるかな…って思ってたんですが、一応しっかりとしたみのりん先輩の可愛いシーンがありましたね。
 もちろん、みのりん先輩だけでなくさんごちゃんやあすか先輩にも超絶可愛いシーンがあってほんわかしました。特にあすか先輩は…ねぇ…笑
 今作では「あすみの」要素が多かったのも魅力的でした。opが素晴らしかったですね。1人だけ別の席になったあすか先輩の所にみのりん先輩が行ってあげるシーンは凄く良かったです(その後の2人の絡みも面白すぎる)
 後は雪合戦のシーンとか好きですね。
 ハトプリメンバーとの絡ませ方が凄く良かったです。私が好きなシーンは身勝手の極意ゆりさんVSバリケードみのりん先輩ですね。

3 クロスオーバーならではの戦闘シーンが熱い
戦闘シーン中盤、トロプリとハトプリの共闘が激アツでした…
特にサンシャインの技にパパイアのビームを当てて多方向にビームを飛ばす所なんかはトロプリ×ハトプリだからこそ出来た戦い方と言えます。
私は色んな戦い方(手数のある戦い)を見るのが好きなんでここに関しては大満足でした。
ちょっと短い気もしましたがこういった戦闘シーンは観ていて爽快感があります。
春映画のヒープリ×5gogoの時も同じ事を思いましたが、コラボにはこういう戦いが見れるという良さがありますね。

4 まなロラが至高
しっかりまなロラでしたね。
結婚してください。
ラメールの行動を否定せずに、大事な事は何かと問いかけるサマーはもう…てぇてぇですよ…
トロプリという作品を体で感じました…
リップを塗るシーンも1話のまなロラを想起してグッど来ましたね。
ごちそうさまです。
結婚してください。
 後、ラストのまなつちゃんが号泣してる時にローラがまなつちゃんの手をとって自分の手と重ねるシーンがありましたよね。
 あの時ローラはスノーハートクルリング(シャロンの大切な物)と自分のリング(グランオーシャンの物)を身に付けていたので、あそこのシーンはシャンティアの歌をまなつちゃん達の住む場所、そしてグランオーシャンにもちゃんと届けていくんだという意志を表してるのかもしれませんね。
 兎にも角にもあのシーンは凄く良かったです。
 

5 物語のメッセージ性が良かった
 切ないお話ではありましたが「明日を向こう」そして「希望」を教えてくれた作品だと思いました。
 私はこの作品に対しては泣くというよりは心に刻み込んでいこうという気持ちの方が強くて、特にシャンティアの歌の「今日が来るってホントは奇跡」の所を聴いて、この奇跡を、1日を大切にしていこうと…そう思いました。
 多くの方々に届いて欲しいメッセージ性だと思います。
 また、シャンティアを歌で伝承していくと決意したローラ達も凄く良かったですね。最終的にシャロン、そしてシャンティアは消えてしまいましたがシャンティアの歌は残り続ける…この「伝承」もこの作品が伝えたかったメッセージ性だと思います。
 歌に関しても申し分ないでしょう。素晴らしかったです。気付いたらシャンティアの歌を口ずさんでます(笑)
 みんなの記憶に残って欲しい、そして色んな人の記憶に刻まれて欲しい…そんな歌でした。
 
 


 延々と文章を書き続けて随分と長い文章になってしまいましたね。申し訳ありません。
 疑問に感じた部分に関しては私の誤認の可能性もあるので鵜呑みにしない事をオススメします。良かった点に関しても謝った解釈をしてる場合があります。
その時はこっそり教えてください。
最速で直しますので。

最後に
 トロプリ秋映画、最初に申し上げた通りなんですが個人的には満足って感じですね。
 まぁ、私って何観ても面白いって言っちゃうタイプなので…今回もそんな感じだと思います笑
 それでも、トロプリ×ハトプリのクロスオーバー作品としてしっかりコラボしていたと感じたし、歌のシーンもすごく良かったです。
 最高傑作…なのかは微妙ですが…劇場で観れた事を幸せに思える作品でした。
 ありがとうございました。

オマケ
パパイア「ラメールなら出来るはず」
お、ロラみの(殴)




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