RF50mm F1.8 STMを手放した話
R6 Mark IIの導入から遅れること1ヶ月、金欠でまともな標準ズームさえ買えてなかった私は、RF50mm F1.8 STMをその場しのぎで導入した。
まずは作例をご覧いただこう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129411607/picture_pc_14e6eda1f4e2cb256b32723ac47a3446.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129411602/picture_pc_d64c1f2aeb071b817c755307158ea987.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129411733/picture_pc_63c092b39921cee9e3140db134132b64.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129411734/picture_pc_f11df78ddd4135e133cd7c83d62a926e.png?width=1200)
昔noteで公開した子のある写真もあるがまあ良い。コントラストも高く、SNS映えする写真を撮るにはとても使いやすいレンズであった。
が、コントラストが高いことが逆に仇となり、売却するに至った。というのも、柔らかい階調のデータが作りにくかったのである。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129412532/picture_pc_4f366d8994c0d664454fe95b32618f45.png?width=1200)
この人物の顔の左のハイライト部分、飛びすぎてしまいデータを救うことが出来なかった。ふんわりとしたながらかな階調を作りたかったが、この部分に関しては白飛びがピンポイントで目立ってしまっている。
このように、CanonのSTM系のレンズはコントラストが高く、階調を救い出せないことが多い。
一方、RF24-105mm F4 L IS USMなどのLレンズ、特にRFのものはシャドウやハイライトの粘りが効くことが多い。
24-105導入後、階調の弱さと線の太さからRF50/1.8を持ち出すことがめっきり無くなってしまった。
半年間防湿庫の中で眠らせていたが、先日とあるレンズが発売された。軽くて小さなレンズとしての役割はそちらのレンズに移ることになり、RF50mm F1.8 STMを売却するに至った。
新しいレンズのレビューは、また作例が溜まってから公開することとしよう。