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桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹くずれる 人は往く

(677文字)障害者支援センターの帰りのバスの中、やや葉桜になりかけの桜を見かけ、季節の移り変わりの早さを感じました。
それをぼーと見つめていると、どこかで小学校の入学式があったようで、着飾った親子の姿も見えました。

その景色に、少しずつ季節や見た人達の人生は進んでいるのに、
私は同じ場所に立ったままだと感じ、酷く心が揺らぎました。
やはり心のどこかで私はとても焦り、早く分かりやすい"何か"(正社員や技術者とか?)になりたいと思っているようです。

私自身の事なのによく分かっていないというのは、お恥ずかしいですが、少しずつそのもやもやを理解してきたいと思っています。

最近見た動画で、酷く感情が動くことは、そこから自分の価値観やエゴ(自分自身だと思っていること)が分かると知りました。きっとこの体験も学びの一つのピースになると思います。

しかし、分かっていても何もできていない自分が辛い。家に帰ってから泣いていました。

中々、泣くことが多い人生です。しかし、桜は綺麗でした。

行きたいと思って行ってなかった、近所の桜並木も、早く見に行かなければ散ってしまうでしょう。だけどまだ咲いている。できれば見に行きたい。

桜はすぐ散ってしまいますが、私の人生はまだまだ長い。ならまずは桜を見に行っても良いのかもしれません。



今回、話題とタイトルが少しずれています笑。タイトルを考えて言葉を調べているときに見かけた、「桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹くずれる 人は往く」がなぜか頭を離れなくなってしまったため、無理矢理ですが付けました。誰かに怒られそうですが、きっと誰からも怒られません。




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