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どれほど頑張ったって「何かが得意な私」ぐらいにしかなれない

(395文字)

私が酷く落ち込んでいた頃は、自己否定を重ねて、こんな自分はダメだから、頑張らなければいけない。そうしなきゃいけないんだ!!と自分に鞭を打っていた。希死念慮もなかなかに強かった。毎晩死にたかった。

しかし、今休んでいると、少しずつだが、その気持ちが解れていっている気がする。

昔は自分ではない、別人になりたかった。こんな至らない自分は消えたかった。

しかし、完全に変わることはできない、どれほど頑張ったって「何かが得意な私」ぐらいにしかなれないことは誰でもわかる。けれどあの時の私はそれも分からないほど追い込まれていたのだろう。

今もなかなか苦しい。けれど、別人になりたいとはあまり思わなくなった。自分を自分で追い込まなくなった。でもまた追い込みたくなる気がする。

その時思い出したい。どれほど頑張ったって「何かが得意な私」ぐらいにしかなれない!けどそれでいい!私は私だ!

たまにこのノートを読み直そう。



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