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使わないことに頭を使う

おおう(´・ω・`)

音楽で知識ゼロな人でも『4/4拍子』とか聞いたことがあるでせう?

音楽の授業なんかで説明してもらったと思いますし、

とりあえず「1,2,3,4」で1セットだってことだとは身体でわかってると思うのです

それと同じくらいに親しみやすいのが『3/4拍子』だと思うんです。

で、3拍子ってすごいメロディを際立たせるというか、

勇壮さや悲壮感、幻想的な空間の支配力を持っていると思います。



で、そんな3拍子をわたしは『いかにして避けるか』をいつも考えて曲を作るんですね。


自分は音楽に対する考えが本当に偏っていて、

「マーシャルアンプを使うとか甘え」

「ライン出力こそ正義」

「チョーキング1発を黙らせる1万音の速弾き」

とか本当におかしいんです。

でそういうおかしな考えの中に

「3拍子を安易に使うのは甘え」

ってのがあって(汗)


作る曲がインストだけだってのも大きいのですが

拍子を考えて作ることはまずしないんですが、変拍子になる時は

「へんちくりんなフレーズの音数優先」で変拍子になってしまうだけで

『11/8』とか『19/16』とか意図せずできあがります。

で、トリックとして拍子を使うことはほぼないです。


わかってるんですよ、3拍子を素直に使えば大陸っぽいとか、物悲しいフレーズが映えるのは。


それを使ってもわたしはオリジナリティを発揮できる天才ではないので

規則的にディミニッシュやホールトーンで(^ω^)ペロペロしたほうが

速いし早いってことです。


そうなると

もっと空間を意識して作るようになるんです。

ピロピロ曲じゃそれはやっても無意味だけど

アンビエントな曲を99%ギターのみで録音するのはそういうのもあります。

拍子やメロディを切り捨てて、さらにコードの概念(これは逃れられないけれど)もあまり意識しなければ多重録音の音の壁とエコーの海で空間デザインするしかありませんから。


機材やわかりやすい法則に逃げない、これはいばらの道を歩むっていうタフな意味合いではなく

『そこで四苦八苦することそのものが個性』ってことであります。

逆に求められて(求められないけれど)

ポップな曲にギターを入れるってなったら

個性よりもいかに無難かつみんながわかるかでしょう?そうすれば機材だって積極的に人と同じ物を使うし、自分らしさなんぞ二の次だし、

あげく自分で不要と思えば自分のパートを全部休符にすることだって全然問題ありません。

そしてそういう歌モノの曲なら遠慮なく3拍子使いますし。


使い分けではないんですが、

歌って言語だからどうしても制約があるし、メッセージも伝えたい事があるでしょう?その時に一番伝わる方法を取らなきゃ苦労しますわね。

逆にインストって楽器だけだから言葉も何も関係ないですからね。

何やったっていいんですよ。

それならば

『自分にしかできないこと』をやればいいわけです。

むしろギターなのになんで歌の置き換えみたいなのやるんだい?ってね。


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