旅に生きる20190226~愛が固めるインフラ整備『浅草でまとめる愛』~
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浅草だ。もう足がこの時限界突破してかなり歩行が厳しかった。さらにここでスマホの温度が上昇。動きは鈍くなるし、充電もできなくなってしまった。
そのため休もうとしたのだが凄まじい人。
お店はどこも満員、海外の人がごった返し。元々こういう観光地では座る場所は少ない。
そのため自動販売機の横でちょっとだけしゃがんで我慢してみたが、足、スマホともに回復せず。
撤退を決める。なにせここから守谷に戻ってまた車を運転するわけだし。
無理をしたら絶対に危険だ。
なのでここいらで決着をつけようじゃないか(;´・ω・)
※絶対これを再生しながら読むのオススメ。読んだあと動画だけじっくり見返すとあなたは泣いているはずです
富山に行った時に
ただ運ぶだけではなく『立ち寄りながらやり取りをする』物流と交流が重なり合った『移動する文化』があるから濃密になる、と書いた。
江戸はそういう全てが集約する場所。実は地方がないと成り立たないのは今も昔も変わらない。
東京の括りになっただけで、今の中央線沿線は江戸市中の大切な食糧生産の地だったし、多摩もそう。
水道はじめとする色々な設備を整えるのに人がいる。男手が全国から集まる。
よく江戸時代の雑学本とかで目にすると思うんですけど
江戸の町人は月に15日も働けばそれでおまんまが食えた。
職人は最高です。引く手あまたですから。
よく時代劇で「博打で身を取り崩す大工とか左官屋」の話が出ます。
職人は月半分働けば生活費残してさらに賭場へ通えるほど貰えたってことです。
あと棒手振り。
あれって面白いと思いません?
だって豆腐は豆腐だけ、野菜は野菜だけ、浅利なら浅利だけを担げるだけしか持たず売り歩くだけなのに商売として成り立つんです。
しかもカラス銭ってのがありまして、現代ならダメですが、朝借りて夜1割利子つけて返す金貸しがあった。
これで借りて仕入れをする。商品を担いで昼くらいには売り切れる。
で、カラス銭を返すとご飯を食べて酒と銭湯代くらいが残る。
家は長屋で借り物。布団から枕まで借り物があるし、自分所有のモノなら質に入れられる貴重な財産。
米と味噌があるだけで十分一人やもめが生きていける町だった。
これを現代に置き換えても『一部分』は良いと思う。
もちろん景気を回復させる手立ては実行しなきゃいけない(まー近年30年はまるでできてませんよね)ですけど、
『小さく生きる』ことが可能な社会にすることも必要だと思うんです。
海外だと生活保護の捕捉率が高いでしょ?
だからどうして貰えるかがはっきりしてるし、「もう必要ないよね」って保護が止まる生活に復帰できる。
もちろんただ金じゃなくて別な支援で足りるとか、そういうのも把握しやすいでしょうね。
外国人が一生懸命提灯の下を撮ってた。
あんまり日本人は見ないんだけど興味津々みたいだった。
日本はとにかく補足してないくせに「受給させない」でしょ?
そして受給してる少数の人間になぜか国籍がない人がいたりする。
本当に困っていてもう限界の人が飢え死して白骨化して発見される。
ところが某政党政治家やそっち系の弁護士とか連れていくとガバガバでOKが出る。
社会保障も大切な基盤ですから。
自由に「社会復帰ができる社会」こそ税金も取れるし、景気が変動しても労働力やロストジェネレーションを産まずに食い下がれるのではないかと。
もちろん北欧的なのは無理ですよ?よくね、そっち系好きな人いますけど人口が違う。
『平等』な社会ってすごく小さい範囲や少ない人口でしか成り立たない理想郷ですから。
『公平』なほうを目指すべきじゃないかと思う。
この画像はあちこちで見るやつです。
左が『平等』真ん中が『公平・公正』右が『資本主義の1%による独占』
ちなみに社会主義や全体主義は左です。つまり左な人は左。
その逆、と言っても保守や右翼という人ではなく経済的な成功結果を正とする人は右です。
真ん中が重要なんです。
スタートラインがバラバラなのだからまず同じラインに立てるようにすること、そこからしか平等ってのはできないんです。
例えば『子育て支援』はまず子供がいない人には関係ない。
結婚できない人への配慮ないんかと。しかも結婚できないのが少数派ではないわけです。
『住宅支援』もそうですよね。家を買う以前に生活が苦しい人が多いのに家を建てられる『金持ち』に追い銭してどうすんだと。
結局、この『公平』を判断する時にもちろん数字などを基準にするのは当然なのですけれど、
『愛』よね(*´ω`)
よく聞いて、よく話、よく見る。
そうすると『棲み分け』はOKだけど問題を見えないところへ押しやる今のやり方はおかしいし、そもそも解決する気がないってのは丸わかり。
で、そういうところがダメダメなのはもちろん、さらに数少ない『真面目に取り組んでいる現場の人達』をぶっ潰すじゃない?
ちゃんとしたところもあるでしょうけどね、
なぜか福祉や病気障害、生活苦などそういう事を担当する人間に
「知らんわ努力足りないお前が悪い」
「ここはそういう相談聞くとこじゃないから。どこか民間のボランティア団体に行けや」
という相手も思いやれてないし、その窓口への印象を悪くすることを想像すらしない対応をする人間が多い。
ただこういう時に騒ぐのは左で右は「愛国心」という愛は見せるが「国民を愛する」ということに関してはぶんなげ気味だ。
日本は厳しい気候、厳しい自然災害、脆弱な地形で生活にコストがかかる。
寒い国が社会保障が手厚くなるのは当然の話。
ホームレスになっても寝たら死ぬし、移動手段がなく徒歩で移動すれば命がけ。
貧乏でも暖房を切らすわけにはいかない、食べ物も南国と違って気軽に入手できることは少ない。
日本は暖かい地域もあるけれど基本だいたい外で装備無しで寝るのは危険だし、雪や大雨、地震津波がある。
ここだ(`・ω・´)
結局被災すると金持ちも貧乏人も等しく終わる。
もし手元に残る財産がなく全て津波で流されたり燃えたらリセットされてしまう。
もちろんそういうのを保険が補ってくれるから完全なゼロにはならないけれど、怪我や死ぬリスクは避けられない。
「高いビルにいるから大丈夫だもーん」
って引きこもるわけではない。移動時に被害に遭えばどうなるかは神のみぞ知る。
さらに『少子化だから都市をコンパクトにしてしまえばいい』とかって理屈も通らない。
日本は住むところが少ない。よく「日本は面積61位でそんなに狭くない!」って言うけどその面積のうちどれだけ活用できるんですか?どれだけ安全ですか?とかすっ飛ばした乱暴な意見だよね。あと全部開発してしまえば山は剥げ水は足りず、水害だけ襲ってくるだけだし。
太平洋側は不安定要素が大きい。
なのでコンパクトな地域の連携でなんとか狭い国土でもやってけて、どこか壊滅しても逃げられる・・・ってしか日本はできないんだなと思う。
それは「東京・名古屋・大阪でええやん」って話ではないやね。
北海道から沖縄まで等しく何かしら負担があり何かしら災害が起きるジャパン。
東京も地方も含めてコンパクトにはしつつも各々の経済の独立性、そして今の『社会生活しくじりワンアウト制』をなんとかして復帰可能にする優しい社会がいいのではないかと。
やさしさとか愛って軽々しく使うべきではないと思う。
それにそういうのを常に口にしている人達がいつも自らの行動でみっともなくなっていくし、胡散臭い人の代名詞みたいになってしまう。
それでもあえて今回は使ってみたい。
思いやりとか手を差し伸べるとか、恋愛にとりこぼれてしまう人間の性まで。
結局人の心の話だもの。
社会基盤がしっかりしていないのに人は心安らかにはなれない。もちろん放置で育つものでもないし。
どこまでやるか何をやるかとか複雑すぎてここでは語りきれるものではないけど、とりあえず『口先だけではない本当の愛』がなければいけないなって。
災害から人を守る愛が色々な道や橋やダムを作る。
ただの設計図と工事現場の話ではない。
まあそれをみんな忘れてるか儲からないから無視してるんだけどもさ。
おしまい_(´ཀ`」 ∠)_
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