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正しい世代間闘争①(氷河期は敵ではない)

インターネッツに真実がある!と言い切る人間は押しなべてアホです。リアルにもどこにでも真実と嘘がぐちょぐちょに混ざり合っているだけやで
(´・(ェ)・`)投げ銭くれ


氷河期世代は悪でしょうか?
答え=悪ではない

過去にも書いたんですが特定の世代が社会に出る時に社会を動かしているのは2世代上くらいになります。
氷河期世代が『俺らは氷河期世代になりたい!』と
願って社会に出るわけではないです。

まず現在の少子化の数値についてですが、基本戦争でもやってない限り起きないくらいの勢いだってことです。
しかも戦争で起きた高齢化は復興に当たる若年層の婚姻と
子作りでV字回復しますが、ずーっと子供を産み育て支える世代を殺してきた数値なので回復は見込めません。
生き残りにすら生き死にをやらせたのがバブル崩壊から現代までの日本です。


氷河期世代に抱いている典型的な間違いとしては
「バブルを謳歌して」
氷河期世代はバブル時にはせいぜい小学生高学年なので社会に出てからのバブルブーストはありません。

また奴隷不足による賃金上昇がみられる昨今ですが、
ちょっと前までは氷河期世代が
『ゴミみたな賃金で働いていた』
そしてそれで日本を支えていたわけです。

『賃金安い=そいつの能力』
は間違いです。
氷河期世代は社会に出る時に命がけの椅子取りゲームやらされたので
運が大きく左右します。
また『反社会的』な」行いで勝った人間も多いのでここが直結している人は議論に参加資格もないしそもそも社会的にOKかどうか?も怪しいです。

正社員になれなかったことへの反論ではなく
「自分は運がよかった」系の人でも特に選別すべきが

「継ぐべき稼業があった」
「出身自治体を出なくても就職先があった」
人です。
これらに該当する人は
「すでに立派な親が準備してくれたレールに乗る」
もしくは
「ヤンキー」
なので参考になりません。
ところが地方の行政や町おこしに深く関わっているのは地元から出ず外を知らないこいつらヤンキーどもなので客観的視点を持ち
改善点を指摘できる氷河期世代でも反旗を翻すにはかなり強敵となります。

また
「いくらなんでも言い過ぎだろう。外部コンサルや有識者入れてる自治体たくさんある」
というのは反論にすらなっていません。

税金で雇われる外部人間がお金をくれる大本への文句は言いません。
残念ですが各自治体長、職員の周りには耳障りのいいことしか言う人はいません。
もしまれに厳しいことをズバっという人がいればそれは細木数子みたいなもんです。炎上系にやんやされる浮足立った行政とか終わりです。
ガチの人は『その自治体出身だけど一度自治体に戻れない前提で転出して、泥水すするような経験をしている人』だけです。

ここまで世代間の誤解を書いてきましたが、おおざっぱな政策として
『助けない』『自己責任』
を謡う若手にはしっぺ返しが来るとだけ言っておきます。

社会に出た瞬間の出来事は当事者の責任ではありません。
戦争に行った20代は
「戦争したい!」と社会に出てませんしそもそもこの世に生まれていません。
いついかなる時でも社会の責任はその時のいい大人(40~60代)の意思です。

年寄りが理解できない(攻撃してきた張本人だから)のは当たり前として
若い世代が氷河期世代を攻めると最終的には己らを頃すことになるのは次回で説明します。

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