無敵の人のフリをするな
京王線で刃物を振り回し火を放った男が逮捕されました。
被害に遭った方へのお見舞いと60歳の男性が意識不明とのことでいち早い回復をお祈りいたします。
年齢が24歳とのことで。
「死刑になりたかった。2人殺せば死刑になると思った」
とかなんとか。
過去の無差別殺傷事件は理由は様々あり、もちろんとても納得のいくモノは少ない。
虐待とか社会生活の不安から来る性格の歪みは感じても共感することはできないだろう。
まあ掲示板では一部で『神』扱いしたり『不幸な世代の復讐』と持ち上げたり。
それでも誉められるべきではない。
ここまで前置きしておいてなんですが、わたしは
この手には『共感』するのです。
弱いからやり返されないさらに弱い人間を殺す。
強い人間を叩いて復讐するのではなく、無関係の人間に不意打ちで理不尽にぶちまけていく。
それは怒りですらない。
恨みですらない。
その卑怯さに『共感』します。
ええ、そういう意味ではわたしは『暴力革命』『世界同時決起』とかぬかして火炎瓶投げてた昭和の大学生にも共感します。
そして共感するがゆえに、唾棄し嫌悪します。
「わたしより元気で幸せなくせにそんな表現しかできねぇのか」
怒りを抱いたり、不満を抱いたり、そんなのだったらわたしは負けません。
すべてを埋め尽くす雪が真白く降り積もる夜に
胸に抱える絶望が血のように運命を染め上げることを
知っていてわたしは生きてます。
いや、まぁ死ぬ度胸がないんですけど(´・(ェ)・`)
体が動かない日もある。
そんな時は生きる意味とか考えてしまいます。
本当は小さく貧しくてもそんなことを考える暇もなく働くほうが人は健全です。
それができるはずの人間がなんで線維筋痛症で痛くてのたうち回っているわたしより愚かな行為をしでかすのか?
共感、そして殺してやりたいほどの嫌悪。
これが素直にたぶん『無敵の人』に近しいわたしの感想です。
わかりませんよ?
そりゃ24でもこの世の不幸全部背負ってしまったような星の定めもありましょう。
でもやっちゃダメだ(´・(ェ)・`)
ここらへんを道徳とかなんか細かいのでこねくりまわすはずですよ大人。
違うんだ。
この記事はここで終わりますけど本題はこれからなんです。
『日本は終わっている』
この元凶そのものの根治がなければ選挙もテロも何もかも無意味でしょう。
ここを初回として何度かに分けて記事を書きます。
なんだか逆張り系インフルエンサーがデカ文字中身スカスカ本のタイトルにしそうな『日本は終わっている』ですが、
わたしそういうの大嫌いです。
ちゃんと終わっていることをみなさんと共有したいのです。
投げ銭を旅費にして旅をしてレポートしたり、リクエストを受け付けて作曲をしたりしています。