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「歴史の教科書は真実ではない。嘘なんだ。」

知られざるMJ:マイケルについて、多分多くの「ふつうの」人たちと同じく、僕は何も知らなかった。白くなりたいために整形手術を何度も繰り返し、仮面のような顔になった、哀れなミュージシャン。なぜファンが熱狂するのか、なぜ子供たちにあれほど愛されるのか、軽薄の極みだ、この世は狂っている。そう思っていた。『メイク・ザット・チェンジ』はマイケルについて、彼の人となり、彼の人生、思想、音楽、家族、音楽業界の闇、その死、全てについて、真実の全貌を解き明かす試みだ。僕は、マイケルについての歴史教科書の嘘に騙されていた。そう気づかせてくれる本が、この『メイク・ザット・チェンジ』だ。

ここに一つの動画がある。日本語訳をつけたので、是非ともお読みいただきたい。無類の読書家であったマイケルの真の姿を語る証言。

マイケルの言葉

「歴史の教科書は真実ではない。嘘なんだ。歴史書はウソをついているのだ。みんな、それを知る必要がある。それを知らなければならないんだ。チェンジ。変革のときだ。この建物を出て、今言われたことを忘れてはいけない。君の心に刻もう。そして、それについて何か行動しよう。長い長い時間をかけて、その時が来たんだ。そして、変化が訪れるはずだ。」

DJの証言:

「僕は南アフリカで彼に会ったことがある。彼はたまたまそこにいた。僕もそこにいた。彼は本のリストを持っていて、床にずらりと並べた。僕はそれを見て言ったんだ。『こんなものを送ってくる人がいるのか 』とね。  彼は『いや、これは僕が読んだ本なんだ』と言った。マルコムXの自伝『Eat to live』から何から何まであったんだ。SRI AurobindoやKrishnamurtiもあった。僕たちは3時間もそこに座って、これらすべてについてあれやこれやと話し合った。 形而上学から心理学、黒人の扱われ方まで。みんなマイクのことを知らないんだ、本当のことをね。マイクは君の心を吹き飛ばすような意識を持っていた。そして、彼は間違いなく彼なりに世界を癒そうとしていたんだ。マイケル・ジャクソンという男。彼は私を癒してくれた。」

「チェンジ」:意味のすり替えの犠牲となった言葉の最近の好例。オバマの「チェンジ」は「レジーム・チェンジ」のこと。中東のカラー革命は、まさに一連のレジーム・チェンジ。8年前と今年のウクライナはその総仕上げの前夜祭の予定であった。それを阻んだのがプーチン(都、米の裏大統領のトランプ)。モスクワは総仕上げのはずだった。そうすれば、マッキンダー以来100年の念願であったハートランド征服が完成していた。地球を危険なゲーム盤にした英米の敗北を、最後の一手で決めた。

マイケルの「チェンジ」は人間の真の解放のための変革だ。そのためには、まず僕たちは、知る必要がある。何が真実で何が嘘であるのかを。支配するものの真実を、支配される僕たちがそのまま共有する理由も義理もない。嘘が嘘だと、どうしてわかる?嘘で不当に得をする者がいることでわかる。Qui bono? 感性を磨こう。理性を働かせよう。自然と天の言葉を聴こう。仲間で語り合おう。そうすれば、強欲な支配者の嘘は、難なく炙り出される。

日曜社:https://nichiyosha.tokyo


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