秋風ってそういうとこある
2003年の今頃だったと記憶している。
当時やってたバンドをやめて一年ほど経って、バンドメンバーを探しながら家ではなんとなくギターを弾いていたけどなかなかいいメンバーに巡り会えない日々のなか
「弾き語りでやってくのもアリかな?」
と思い立って、そこから活動名なんかも考えて(考えた気もするけど特に悩むことなく割とすぐ決まったw)
ハコを探して、その年明けてすぐにライヴすると決めて。
小さなライヴバーのワンマンから始まったmushimaRという名での活動。客席には十数名の、僕の歌声を知ってくれている友人知人ばかりだった。
今思えば、楽しかったとか緊張したとか覚えていることもあれば覚えていないこともあるけど、苦い思い出では全くなくて。
そして今、もう何年経ったかな?特に数えたりもしないけどその頃に比べて、それまでの年月の中で、悪く言えば惰性、良く言えばルーティンのようになった色んなことが僕の中にあって。ここ最近はそういう初期衝動みたいなのを思い出したい気持ちもあれば、いや、そうじゃなくてその先だろ。と思う部分もあってとにかく模索が続いている。ひとつ言えるのは、初期よりうんとポジティブになったw(思考も、歌も)
とはいえコロナ禍で一年先どころか一ヶ月先の自分のライヴ予定も読めない日々の中で「あれ?なんで僕はこんなご時世のなかでも音楽活動やってるんだっけ?」とか考え込む時は結構あるうえに、当時みたいに音楽のことばかり考えたり没頭するわけにもいかない生活。だけどそれも自分に対する言い訳に聞こえなくもなかったり。
何故2003年の今頃のことを思い出して書いているかというと、そろそろコロナも落ち着いてきそう(希望的観測も込めて)な日々の中で、二、三ヶ月先、の年明けとか、一年先を今一度考えて活動してみてもいいのかな。そういうモチベーションを改めて持ってみるのもいいのかな。と思ったりしたから。
二十代の頃とはまた違うギラギラ感を自分の中で出していこうかな、出せたらいいな、なんて思った。
これは割と衝動のままに書いているので後で恥ずかしくなるであろう内容です。笑
でも、思い出して変に浸るでもなく、気合入れすぎて空回る感じでもなくとても冷静に、あぁそういえば。なんて思い出した次第。秋のちょっと冷たい風って、そういう気分にさせるよね。知らんけど。
そんなことを思いながら迎える次回ライヴ、是非遊びに来てくださいね!