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スケールとコードの登山へ ジャズピアノ超初心者
#12
これまで見た動画では幾度も「ジャズピアノ初心者にはスケールとコードが挫折ポイント」と語られていた。
いよいよそのポイントに差し掛かる。
Jazz Steps中級 レッスン1は、スケール、度数、コードの基礎理論。
その上で、メジャースケールと基本的なコードを弾けるように基礎練習をすることになっている。
そのためのトレーニングコースがあって、PCとピアノをつなげば自分が弾いたスケールやコードが合ってるかどうか瞬時にフィードバックしてくれる。
私のような持久力に難のある人間は、山道を一直線に上ろうとすると息切れする。
道草を食いながら、なだらかな迂回路をマイペースで登っていくのが分相応だ。
Jazz Stepsは著作権の関係で、一般的な曲は使われていない。それは仕方ないことだ。
一方で曲を楽しみながらコードやスケールを覚えたくて初心者向けの書籍を探していたら、「はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ」が強くお勧めされていた。
絶版で中古本が定価より高いが、そのぶん使い倒そうと決めてエイっと購入。
…良い状態で届いた。中古本にありがちな柔軟剤の匂いがなくて一安心。
最初の曲はBAG'S GROOVE.
登場するコードはF7, B♭7, D7, Gm7, C7。
先にトライアドの練習をしていたので、7を付け加えるだけで大丈夫だ。
当たり前だけどメロディーとコードが良く合い、弾いていて下手なりに心地いい。
スケールの説明もちゃんと付いて、この本だけでも初心者が学習を進められる内容になっている。
Jazz Stepsのトレーニングと合わせて使おう。
曲が増えればコードのレパートリーもおのずと増えるだろう。
寄り道しながらぼちぼち山を登ってゆこう。