足るを知りたい。
グレイテストショーマン観てきました。
※以下、若干のネタバレを含みます。
映画が始まった瞬間から
"The Greatest Show"の
鼓動のような力強い音の響きに
一気に引きずり込まれて
気づけば涙が出てた。
https://www.youtube.com/watch?v=NyVYXRD1Ans
力強い美しい音楽、
ファンタジーと虚構、
美しい映像、ダンス、どれもすきだった。
最後のほうのシーンでの
ゾウに乗って登場するバーナム氏の
あからさまに有り得ない演出を観て
そのわかりやすい違和感ではっきりと
この映画が好きだと思った。
嘘といえば聞こえが悪いけど
日常って何がほんとうで
何がうそかなんてわからないことも
たくさんある。
発した言葉だって
そのままの意味をなさない。
だからだろうか。
嘘や虚構も愛せる物語がすき。
現実か夢かわからないような
嘘も本当もわからないような
世界もわたしは愛したい。
実際に起こると戸惑うことも多いけど。
グレイテストショーマンでは
主人公バーナム氏が
欲を持ちすぎて失敗し、
目の前の幸せや
その十分さに気づくシーンがある。
わたしも足るを知ろう、と思った。
バーナム氏とおなじように。
わたしは足るを知りたい。
頭のてっぺんからつま先まで
ぴったりのわたしになりたい。
求めることをやめて
どうしようもなさを受け入れたい。
それでも欲しいと強く思ってしまうものがあるなら、笑って受け入れてめちゃめちゃに誇らしげにいっそのこともっと強く欲しいと思おう。
そんな気持ち、もはや愛おしいやんか。
この映画のテーマは
「ありのままでいいんだ(This is me)」
だと言うひともいるけれど、
わたしは「足るを知る」だと思った。
そして「人生賛歌」だ。
あぁもう一度観たいなぁ!
最初のシーンだけでも
映画館の暗さで、音響で、
もう一度あの歌を聴きたい!
ではまたね。
今日のドローイング
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