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【奈良旅行】春日大社・薬師寺・地酒の旅レポ
人生2回目の奈良旅行です。
奈良は、日本の歴史と文化が色濃く息づく場所。
古都として知られ、多くの神社や仏閣が点在するこの地には、訪れるたびに新たな発見や心の安らぎがあります。
1回目の旅行では「東大寺」や「法隆寺」などを巡りましたが、今回は「春日大社」と「薬師寺」に足を運び、さらに深く奈良の歴史を感じてきました。
この記事では、奈良観光のおすすめスポット、グルメ、宿泊情報を通じて、私が感じた奈良の魅力をお届けします。
歴史ある街並みや温かな人々のおもてなしを味わえる、素敵な奈良旅の参考にしていただければ嬉しいです。
たくさんの灯籠が並ぶ神秘的な「春日大社」
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奈良の代表的な神社の一つである春日大社。
春日大社は、全国に約1,000社ある春日神社の総本社で、西暦768年に創建された、歴史と格式ある神社です。
駐車場は、春日大社最寄駐車場に停めました。
1日1回500円でした。
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駐車場のリンクも載せておきますね。
朱色が鮮やかな本殿(‥写真撮り忘れました)と、鬱蒼とした森に囲まれた静かな境内は、神聖で独特な雰囲気に包まれています。
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約3,000基もの石灯籠が並ぶ参道は圧巻で、神秘的な風景を作り出しています。
また、境内には神様の使いである鹿がたくさんいて、鹿たちが人と自然に調和している様子がとても印象的でした。
春日大社は、四季折々の風景が楽しめることも見どころの一つです。
私が訪れた11月中旬は紅葉しかけで、まだ黄色と緑のコントラストが美しく、清々しい空気が漂っていました。
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神社を歩いているだけで、心が洗われるような気持ちになり、日常の喧騒から離れてリラックスすることができました。
余談ですが、上ばかり見ていると、思わぬ落とし穴(鹿のう◯ち)があります。
足元にも注意しながら歩いたほうがいいです。
東大寺では鹿が多くても、石畳のため足元が見やすかったのですが、春日大社は砂利道なので、気を抜くと踏んでしまう可能性が高いので要注意です。
「吟松 高畑店」でお昼ご飯
春日大社の参拝を終えた後、すぐ近くにある「吟松 高畑店」でそばを食べました。
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吟松は地元でも評判の人気店で、開店直後からあっという間に満席に。
私が訪れた時は開店直後で、ギリギリ席につけましたが、その後はすぐに行列ができていました。
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お店のそばは、香りとコシが絶妙で、観光の疲れを癒やしてくれました。
天ぷらはナスが美味しかったです。
静かな高畑エリアにあるため、ゆったりとした空間の中で味わえるのも魅力的です。
春日大社のすぐ近くにあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
壮麗な東塔と日本最初の伽藍配置を誇る薬師寺
薬師寺は、奈良時代から続く格式あるお寺で、世界遺産にも登録されています。
駐車場は、薬師寺南駐車場に停めました。
1回500円です。
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駐車場から薬師寺までは少し距離がありますが、途中に休ヶ丘八幡宮や孫太郎稲荷神社などがあり、散策を楽しんでいるうちにあっという間に薬師寺に到着します。
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薬師寺の伽藍配置は、日本で初めて、中央に本尊を祀る金堂を置き、その左右に東塔と西塔を配したもので「薬師寺式伽藍配置」と呼ばれています。
写真の右側に東塔、左側に西塔があります。
薬師寺には、9件の国宝と26件の重要文化財が安置されており、長い年月にわたって多くの人々の信仰を集めています。
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東塔は、六重に見えますが、実際には三重の塔です。
各層には「裳階(もこし)」と呼ばれる小さな屋根が付いていて、大小の屋根が重なり合う美しいバランスから「凍れる音楽」と称されています。
塔の内部には、お釈迦様の生涯を表現した「釈迦八相像」のうち、因相の四相(入胎・受生・受楽・苦行)を表した塑像(粘土の像)があります。
塑像は、2023年に完成したばかりのもので、公式サイトに写真があります。
しかし、実際目にすると厳かな空気が漂い、東塔の中に安置されている塑像からは、息をのむほどの静けさを感じました。
塑像の写真撮影はNGなので、みなさんもぜひ現地に足を運んでみてください。
2024年9月にオープンしたノボテル奈良
ノボテル奈良は今年9月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
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15時チェックインなので、薬師寺の後すぐに向かいました。
アクセス方法はこちらをどうぞ。
車で行く方は少し注意があります。
ホテルには立体駐車場があるのですが、満車になると近くにある「三井のリパーク」の平面駐車場に置くことになります。
普通の駐車場なので不安になりますが、停めて大丈夫です。
ちなみに駐車料金は12:00~翌12:00の1泊で1,500円です。
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入り口すぐにバーカウンターがあり、ここがロビーになります。
椅子はいくつかあり、チェックイン待ちの人たちが座っていました。
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バーカウンターの奥はレストランがありました。
今回は、素泊まりプランなので食事をしませんでしたが、朝は宿泊客で賑わっていました。
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廊下はこんな感じで、少し暗めの落ち着いた雰囲気でした。
部屋の中は、すべてコンパクトにまとめられて、綺麗でおしゃれなホテルでした。
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あまり広くないですが、私は寝るだけだったので、広さも設備も十分でした。
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ホテルの目の前が道路なので、夕方ぐらいまで車の通りが多かったです。
カーテンは開けないほうがよさそうです。
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お風呂もコンパクトサイズ。
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新しいホテルなので、設備が全体的に綺麗でした。
奈良は観光スポットが多く、ホテルは寝るだけという方にはとてもおすすめのホテルです。
奈良の地酒「春鹿」を味わう夜ご飯
夕飯は、ノボテル奈良の近くにある、奈良のチェーン居酒屋(?)とおもしき「奈間蔵 栄 新大宮店」に行きました。
普段はあまりお酒を飲まないのですが、旅行の夕食では地元のお酒を味わうのを楽しみにしています。
今回の旅では、奈良の銘酒「春鹿(はるしか)」をいただきました。
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「春鹿」は、奈良の今西清兵衛商店が醸造する地酒で、春日大社と神の使いである鹿に由来して名づけられています。
まさに春日大社に行ってきたから、我ながらいいチョイス。
日本酒初心者から愛好家まで幅広く人気で、辛口・甘口、吟醸酒・純米酒などラインナップも魅力です。
居酒屋では、白子ポン酢や牡蠣の天ぷらなど、日本酒がすすむおつまみを頼みました(奈良漬食べるの忘れてた)。
美味しい地酒と美味しい料理に囲まれて、奈良の夜を満喫しました。
奈良を訪れた際には、ぜひ春鹿を味わってみてください。
最後に
今回の奈良旅行では、春日大社と薬師寺といった歴史深い名所を巡り、奈良の文化と自然を存分に感じることができました。
とくに、春日大社の神秘的な雰囲気や、薬師寺の東塔「凍れる音楽」と称される美しさを見ることができたのはいい体験でした。
この日は、プロレスのライブ配信があったので、夜は地酒「春鹿」を味わいながらプロレスを見るという、最高に幸せな時間が過ごせました。
今回の旅行も動画にまとめました。
次回は、香川旅行の記事になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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