自分ができることに集中する #83
こんにちは。
今回テーマとして選んだのは「自分ができることに集中する」です。
「自分ができることに集中しましょう」などのフレーズをよく耳にするかもしれません。
私は、自分ができることに集中するを以下のようなイメージで理解しています。
仕事において自分の中ではけっこうできている方かなと思っていたのですが、甘かった。
職場にいる方の行動を見て、自分の考えが浅くて、本当の意味で実行できてなかった、と反省した事があったので、自分への自戒を込めて言語化しておこうと思います。
あなたは、自分ができることに集中すること、できていますか?
相手にお願いしたことだから
いきなりですが、例えば、部外や社外に仕事をお願いしたとします。
前提として、お願いした相手先は、信頼関係のある間柄で、お願いした仕事の専門家だとします。
その結果やアウトプットが出てくる納期までの間、あなたはどのようにしていますか?
私の場合、専門の方にお願いしたことだから、途中経過等含めて結果を出してくれる納期まで待っています。
もちろんその間には別の仕事を進めています。必要あれば打合せもします。
なので、この場合における「自分ができること」は相手先へお願いするところまで。そこに集中すれば良いと思っていました。
例えば、事前に目標値や納期のすり合わせを行って、具体的に相手先と固めて合意すること等。
そして、お願いした後の仕事の進め方等は相手先にお任せする。
私にとってはそれが普通のやり方だと今まで思っていました。
このようなスタンスが一般的にどの程度普通なのかは分からないですが。
しかし、「私ができること」はそれだけではない。それでは足りないよ。
というのが今回、職場の人の行動を見て、私が学んだことです。
専門家だとしても
私がお願いした後の仕事を相手先にお任せするのは、相手は専門家なんだから、自分がいちいち細かく関与しなくても、事前に合意した結果を出してくれるだろう。そう思ってのことです。
仮に、相手先が提示してくれたアイディアや進め方に疑問があったとしても、私が思いつくようなリスクは、専門家である相手先は当然考慮しているだろう。何か間違っている気がするけど自分より詳しい相手先が間違えるはずないだろう。
また、そんなことを指摘したら、関係性が悪くなってしまいそう。
このようなことを考えてしまって、私は言い出せないというかわざわざ言わないです。
ただ、私の職場にいた人は、相手に対して疑問があればすぐに投げかけるし、進め方が良くないと思えば、すぐにそれを伝えて議論する。また、バックアップの準備も抜かりなく行う。
自分が専門家かどうかは関係なく。
結果的に、相手先のアイディアでは、目標達成が厳しいことが分かり、裏で準備していたバックアップ案へ舵を切ることになりました。
このような仕事を見て、私の今までの考えを改めなければならないと強く思いました。
では、具体的にどうすれば良いのか。
自分ができることは何か?常に考える
お願いした仕事を実際に進めるために手を動かすことは、お願いした相手先がやることです。
でも、気になった疑問を投げかけることや相手先の考えが足りていない可能性がある部分を考えること、その上リスクがありそうなら、万が一のバックアップ案を準備しておくこと等は、仕事をお願いして相手先が進めてもらっている間に「私ができること」であり、それを考えることに集中しなければならないことなんですよね。
あとはよろしく!と待っているのではなく(笑)
これは少しおせっかいかもしれませんし、そこまでやるの?とか相手を信頼していないのか?というと、そういうわけではなくて。
いくら相手先が専門家だったとしても、見落としやヌケモレがゼロとは限らないですし。
当事者だと返って視野が狭くなって、自分の考えや意見が正しいとか、こうすればきっと上手くいくと思ってしまっていることがあるかもしれない。
もしかしたら、先の例のように納品してもらった結果が目標に到達していないかもしれないし、納期に遅れてしまうことがあるかもしれませんから。
つまり、「私ができること」は相手先を信頼して待っていることだけでない。
自分の立場でも、最終的に良い結果を出すために、事前に合意した目標を確実に達成するために、自分ができることは何か?と考えて、行動することが本来私が集中してやらなければならないこと。
それが相手を疑うことかもしれないし、バックアップを準備しておくことかもしれないですが、最終的に良い結果を早く出すためには、すごく重要なことだと、自分の考えを改める良い機会になりました。
「当事者意識を持つ」と言ってしまえば、それまでかもしれませんが、
本気で目標を達成したいと思っているならやって然るべきことなんですよね。
今までの自分のスタンスが受け身だったなとすごく反省しました。
これからは、本当の意味で、自分ができることは何か?と考えを巡らせて、目標を達成するために必要だと思うことは実行していくことを心がけたいと思いました。
今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
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