孤独
孤独な時間の埋め方は人それぞれだと思う。
友人と過ごしたり、趣味に没頭したり、仕事に全力で取り組んだり、何かをして孤独を埋めることができるならそれは生きやすさにつながるのかもしれない。
私は孤独を埋める術がわかっていない。何かをしていても孤独という感情がマイナスなものとして自分の中に在り続けるのだ。
そもそも孤独は埋めなければならないものなのだろか。この問いに対して今の私はイエスという答えしかもっていない。孤独という感情を感じると息苦しくていられないからだ。
ひとりは自由だという感覚は今の私には全くない。孤独を愛する能力が著しく低いのだ。だから他人に依存してしまうのだろう。依存しても埋まらないものと知りながら。
友人とショッピングをしたり、趣味探しをしてみたりしても心の中にある「寂しい」という感情を一時的に意識的にみないようしているだけというのが本心だ。
孤独が大きいときはどんなときもこの感情に支配されている。何をしていても孤独を埋めようという気持ちが先行していることで逆にひとりであることを強く自覚してしまうのだ。
なんだかんだ私は孤独の埋め方も楽しみ方も受け入れ方もまだ知らない。これがわからない間は他人に頼ることで孤独が埋められたような気がする時間を過ごし続けるしかないのだ。
それでもいいよと自分に言い聞かせながら。