サーナイトマシマシラ【ナイトワンダラー環境】
こんにちは。シオンと申します。
自分は5年前のGXスタートデッキからポケモンカードを始めました。大型大会の入賞経験等はありませんが、一日中ポケカの事を考えている大学生です。
今回は6月7日に発売したナイトワンダラー発売後の環境におけるサーナイトについて考察します。
6月9日に開催されたメルカリトレカ杯にてサーナイトを選択したので、当日の事も書きました。
4番に有料設定していますが、拡散目的なので無料で読めるようにしてあります。できればご協力お願いしますm(_ _)m
1、現在のサーナイトの立ち位置
サーナイトの強みは、相手にサイドを取らせてからハンド干渉やカウンターキャッチャーを絡めつつサイドを詰めることに長けたデッキタイプです。
ドラパルト対策にマシマシラを起用しており、またサイコエンブレイスにより他デッキよりアドレナブレインを強く使うことが出来ます。
現在増加しているリザードンに対しては微妙な立ち位置ですが、勝てない訳では無いので、どの対面にも一定の勝率をたたき出せる点が魅力です。
強いて欠点をあげるなら、デッキ内におけるサーナイトラインのバリューが高く、相対的に依存度も高いので、サイド落ちが偏ると動きにくくなってしまう点です。
これも裏を返せばどの対面でも「サーナイトを育てる」ことが焦点となるので、やることが同じという点では長時間にて行われる大会向きであると思います。
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○特徴的な点
・マシマシラ2枚目
ドラパルトに対して2枚立てることでファントムダイブの60点をいなすことが出来ます。最近ではヨノワールの登場によりリザードンが増加しましたが、リザードンには入れ替え札の採用が薄いので、リザードン対面では下の技で混乱させながら戦うことが基本戦術となります。
・ 改造ハンマー
サーナイトでは改造ハンマーorシンオウ神殿のどちらかによることが多いと思います。
改造ハンマーの利点はペパーでサーチできるので即効性が高いこと。
シンオウ神殿の利点はレガシーエネルギーとギフトエネルギーの両方を止めつつ、剥がされなければその分持続性が上がります。
単体のバリューで見た時にはシンオウ神殿の方に分がありますが、本当に咎めたいタイミングは早いタイミングのごっつあんプリファイであり、それにあわせて次のターンに打ちやすいのは改造ハンマーです。この2つの特徴を理解した上でどちらにするかを選択することになると思います。
・ふしぎなアメ
エヴォリューションの2枚目として採用しています。
そのまま2枚目を採用した方が安定した動きが出来ますが、ジャミングタワーを早期に貼られてしまうと破綻してしまいます。
1枚あると便利なシーンが多いです。
・デヴォリューション
これもリザードン対策です。最近ではキチキギス、ヨノワールラインの採用でビーダルラインが抜けたりしているので、アンフェアスタンプ等を絡めながら打てれば強力です。カウンターキャッチャーでリザードを呼びながらハバタクカミでデヴォリューションを打つと特性を貫通するので更に要求値を上げることも出来ます。
・崩れたスタジアム
最近試験的に採用しているシオンのイチオシポイントです。
主な活用法は擬似的なフトゥーのシナリオの2枚目として使います。
サポートの権利を使わないので他のサポートと組み合わせながら使うことが出来たり、相手のスタジアムを破壊出来たりとよりテクニカルな動きが出来ます。欠点は盤面が狭くなってしまうので自分の首を絞めることもしばしばあったりします。
現在はこんな感じです。キュレムの登場により数を減らしているロスト系統は切っています。ロストがまた増えるならクレッフィやジラーチの採用を検討出来ます。
このように環境に対して臨機応変に形を変え、メタゲームを展開できるのもサーナイトの魅力だと思います。
3.各対面の考え方
シオン調べの有利不利なので参考程度で見てやってください🙇♂️
リザードン 不利
やはり弱点で他デッキよりサーナイトが盤面に残りにくいので、動き方を工夫する必要があります。
この対面で意識することはお守りを慎重に使うことです。序盤で使ってしまうとジャミングタワーやロストスイーパーで剥がされて過剰なダメカンで気絶しながら後ろのサーナイトが取られて3枚取りされます。
使ってもいいタイミングは相手の盤面にリザードンラインが1枚しかない時だけです。
基本戦術はサーナイトをフトゥーのシナリオで消しながら攻撃したり、マシマシラの混乱で圧をかけます。
出来ればサイドプランが崩れやすいヨノワールラインを早期に狙いたいです。
後はアンフェアスタンプデヴォリューションでお祈りします。
上記にも記載しましたが、フレアヴェールのリザードを呼びながらハバタクカミでデヴォリューションを打つとより効果的です。
工夫を凝らしても不利な対面であることに変わりは無いので、割り切って毎ターン要求を高める動きを続けて相手の下振れを待ちましょう。
ドラパルト 微有利
マシマシラやクレセリアでダメカンを消しながら1-1交換を目指します。
サーナイトを一撃で倒す手段が無いのでサーナイトで攻撃して1回耐えてからフトゥーで回復することも有効です。
ラストにはお守りバルーンボムがあるこちらに分があるマッチになります。
タケルライコ 有利
グッズ破壊がほとんど入っていないので、お守りフワンテの1-2交換が純粋に強いです。
オーガポンがテラスタルなのでサケブシッポでダメカンが乗らないことには気をつけましょう。
レジドラゴ 微有利
基本的にタケルライコ対面と同じですが、キュレム等の技マシンが入ってる分選択肢が多いので何かしらで狂わされる可能性はあります。レジドラゴが1度前に出ると下がる手段はそこまで多くないのでマシマシラの混乱で圧をかけることが有効だったりします。混乱自傷で90点乗ればミラクルフォースの190点で圏内になります。
ルギア 五分
相手の引き次第です。一応先2ごっつあんプリファイを咎める手段は入っていますが、その先も繋げられてしまうと厳しいマッチになります。
小技としてルギア1枚だけなら前に呼んでハバタクカミで咎めることも視野に入れましょう。またハバタクカミ、マシマシラ、クレセリアにお守りを付ければごっつあんプリファイを耐えれます。
パオジアン 不利
最近評価を上げてきたデッキ。環境上位に軒並み強いので自分も調整しているデッキです。
一応マナフィは入っていますが早期に手裏剣を連打でき、プライムキャッチャーキャンセルコロンの要求がそこまで高くないのも厳しいポイントです。
リザードンと同じようにアンフェアスタンプデヴォリューションでお祈りしましょう。
ビーダルを攻撃しながらビーダルが1枚だけのタイミングでハバタクカミで縛りながらデヴォリューションを打つと、進化してもドロー出来ないので1ターン貰える可能性が上がります。
ミラー 五分
フワンテで攻撃するとHPが低いのでアドレナブレインで簡単に落ちてしまいます。
マシマシラで攻撃すると60(+30)点で火力不足が否めません。
意識することは如何にアドレナブレインでサイドを詰めるか、サイドを守るか、ということと、ハバタクカミかクレセリアを中心にキルリアを狙うことです。
安易にお守りフワンテで相手のサーナイトをとってもアドレナブレインで返されつつ後ろのポケモンが取られてしまうので、慎重に使いましょう。
ロスト系統 微不利
ハバタクカミで基本殴ります。ヤミラミが重いのでなるべくマシマシラを立ててダメカンを散らしましょう。
古代バレット 有利
一見弱点的には不利ですが、やってみると評価が変わるマッチです。
古代バレット側が盤面を広げすぎると、エネルギーのついていない逃げエネ2のポケモンをカウンターキャッチャーで縛ってサケブシッポで後ろを攻撃するだけでかなり詰めれます。
上手く盤面を広げないように立ち回ってもその分山が厚くなるのでハンド干渉が重いです。
カビゴン 有利
ラルトス×3 サーナイト ハバタクカミ フワンテが理想盤面です。ある程度崩れてもフトゥーで何とかなります。ハンディサーキュレーターが若干重いのでテレポートブレイクは慎重に使いましょう。
こんな感じです。
リザードン対面はもっと詰めれることがあると思うので、もっと練習して言語化出来るようにしようと思います。
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