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好きなところで働く人生への道筋が見えた気がした

私は2012年に日本からバリ島へ引っ越した。この引っ越しは簡単だった。ただバリ島に転職して引っ越してきただけだったから。

大学に合格して富山県から茨城県へ進学のため引っ越したのと大して変わりはなかった。

住みたいところにまず住む、住みたい場所で色を探すと言う選択肢は今にして思えば大正解だったと思う

人生の幸福度を上げる方法はいろいろ言われているけれど、自分の好きな場所に住むと言う行動が1番手っ取り早く実現できる方法だと思う。

多くの人は好きなところで好きな時間に働くにこだわりすぎて実は、好きなところで働くの片一方だけならわりかしすぐに実現できると言う事を見過ごしているんじゃないかな

別に好きな時間と好きなところを必ずしも同時に叶える必要はないわけで、最初のステップとして好きなところで会社員をするっていうのは大いにアリだと思う。

2016年に夫がいわゆる海外企業をして、夫婦2人で自営業をするかたちになった。

好きなところで、雇われ人でなく働ける立場は最高。ただこの時点では、バリ島での撮影サービスという仕事内容はバリにいるということがとても大事になってくるので、そうそう移動の自由はない。

 2020年、コロナ禍のため撮影の仕事は全滅。

貯金の目減りを食い止めるためにストックフォト業をスタートした。

始めて3ヶ月で、何とか1月の収入を60,000円台にすることができた。

これが会社員の副業なら大成功だろう。でも本業としてはまだまだ足りない。

次の年3月のビザ更新までリミットも近づいていた。

そんな時夫の撮ったバリ島の風景写真が雑誌に載った縁から、出版社から写真集を作らないかとオファーをもらった。

電子書籍としてコストをかけず言い出し、好評ならば書籍化も望めるという内容だった。

私はどんな本を作るかと言うよりも、どんなふうに売るかということに興味が湧いた。

今の時代、コンテンツはYouTubeやTwitterなど、いくらでも横展開して拡散することができるから。

本を作る過程そのものを商品にするべきだと思った。

そしてこの手法は世界中どこにいても再現できる。

今はバリ島に住んでいるから、バリ島の写真を撮り溜めバリ島を文で描写してバリ島の本を作る。

例えば今後カンボジアに引っ越したら、カンボジアで同じことをすればいいよね。

本に使わない分の写真はストックフォトに回せば無駄がない。

私はずっと本が好きだった。

唯一得意なのは文章を書くこと。

これからライフワークに取り組もう。









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