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自治会の連合会の役割を現役自治会長が解説!各自治会(町内会)は連合会の傘下というわけではない【自治会長備忘録】

【投稿日:2019年12月27日】

こんにちは、現役自治会長のカズです。


今回は自治会(町内会)の連合会とはなにか?自治会連合会の役割とは何か?


また、自治会は連合会の傘化で全ての指示を受けなければいけないというわけではない。


協力して指示を受けるべき点と指示を受けなくても動ける点の違いというものを解説していきます!


各自治会の役員さんはこの点は学んでおいて知っておいたほうが良いです。


今後の自治会活動において必ず役に立ちます。


自治会の連合会の役割を現役自治会長が解説!各自治会(町内会)は連合会の傘化というわけではない【自治会長備忘録】

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自治会の連合会についての知識は持っておいたほうが良い点は以下になります。

•知っておかないと連合会に全て良いように動かされる

•連合会には年配の役員が多いため、やり方が非常に古い

↑まずIT系の知識とリテラシーが著しく低いため、遠回りの活動が多い

考え方が固い

•他の自治会と連携をとるため。ライン(LINE)などを利用すればとても効率が良い活動ができる


自治会の連合会とはなにか?役割とは?

自治会の連合会とは、みなさまの想像どおりですが、一言で言うと、他の地域の各自治会と連携・協力してより良いまちづくりをしていくために存在します。


単一地区では解決できない困難な問題・課題の解決を図るため、各地区ごとにまとまりましょうというもの。


そして、連合会は市からのお願い・要請を連合会協議会などを開いて情報を一斉に各地域の自治会に展開する役割を担っています。


これが自治会連合会、訳すると自治連と呼ばれているものです。

自治会の連合会の問題点

注意すべき点は、自治会と行政との関係や知識があまりになさすぎるという点です。


最近の若い人たちは、自治会役員になった場合、自治会に関する知識が乏しいので、歴代の年配の先輩たちから教えてもらいながら自治会の活動をしているものと思います。


しかし、年配の方たちは確かにこれまでの自分たちの自治会に知識や経験はある。しかしながら、古いやり方に凝り固まっているケースがほとんどである。


一言でいうと、やり方が古くて自治会の若い人たちがついていけないのです。


というか、もうため息をつきながら合わしているケースが多い。


だからこそ変えていかないといけないのですが、古いやり方の方たちは逆に新しいやり方・活動についていけないのでケチをつけたりして足を引っ張りたがる。


若い人たちは面倒くさいので古いやり方の人たちの言うことを聞く。この悪循環が自治会の発展を大きく足止めをしている。


このことは各自治会に限らず、明らかに自治会連合会にも顕著にでています。


そこが各自治会に限らず、自治会の連合会にも言える大きな問題点です。


自治会の連合会にも役員がおり、自治会連合会の方が地方の自治会よりも高齢化が進んでいます。

自治会の連合会から逐一、全ての指示を仰げという訳ではない

私たち地方の自治会は、自治会連合会の指示を全て仰げというわけではありません。


もちろん自治会連合会が開催する地方の自治会の自治会長を集めた定例会議などの集まりでは、運動会やお祭りなどの行事・イベントの話し合いがあるので、そこに出向いて各自治会でそれぞれに仕事を持って帰って、協力して行事を成功させるため、任務を成し遂げることは必要です。


また、大きな災害などが起こった場合、行政が自治会の連合会の役員に各地方の自治会へのボランティアの募集や避難所の情報展開、そして定例会議の開催を要請して、そこから各自治会の自治会長へさまざまな災害に関する情報の展開を担います。


このようなことによる指示はもちろん受けるべきです。


なぜなら地域の活動に協力していき、盛り上げたり発展していくため、復興していくためには必要な活動だからです。


ですが、これら以外のことまで指示を出したがる自治会連合会の役員がいるのです。


そこが問題であり、全てそれに従うことはないということです。


例えば以下がそれらにあたります。

•市へ要請すべき「地域の修繕系の工事の依頼」は自治会連合会を通さなくてもよい

(要望書などを自治会連合会に書かされ、自治連会長が判断して通れば役場に申請する流れになっていた)

•各自治会の問題は自治会連合会に挙げなくても直接、役場に相談すれば良い

うちの自治会では、これらの問題も全て自治会連合会を通さなくてはなりませんでした。


「さすがにおかしいな」と思い、自治会長になった私は調べた結果、もちろん当たり前ですが、そのような決まりごとはなく、直接役場に申請・相談をすれば良いだけの話だったのです。


自治会の連合会によっては、「ワシを通せ」と言わんばかりに横柄な態度で各自治会の活動にまで牛耳りたがる自治連の役員がいるのです。


自治会の役員は知識がないばかりに、これでは自治会活動が円滑に回せなくなります。


そして自治会連合会に対して「波風を立てないため」だとか「変に目立たないため」だとか、「目をつけられないように」とか考えてしまい、自治会活動が円滑に回せなくなってしまいます。


うちの自治会もそうだったのでしょう。


私が自治会長になってからは、そんなものは無視してのびのびと活動していますので、当然ながら地域の修繕すべき気になるところは直接、役場に依頼をかけて工事をしてもらっています。


いちいち自治会連合会をかましていては、いつまで経っても改善活動はできないのです。


各自治会と繋がるためにライン(LINE)などで「自治会長連合会」として繋がるのもアリ

自治会の連合会は地域の災害時、行事などの情報伝達・総括のためにもちろん必要でしょう。


しかし、各地域の自治会で積極的に繋がり、情報交換をしたり協力的な活動ができれば面白いのではないでしょうか?


いまではスマホなどのIT機器は充実しているので、ライン(LINE)などのアプリを利用して、各自治会で自治会長だけでもグループLINEなどを作成して、繋がりを持つのもアリなのではないでしょうか?


各地域の問題やおすすめの活動など、情報交換ができれば面白いですよね☆


最近では世の中には便利なツールが多数揃っていますので、それらを利用しないことはないのです。


そのためには最低限のITの知識が必要ですが。


しかし各自治会の役員や自治会の連合会の高齢化が進んでしまうと、ITに強いとは思えないので、自治会活動の考え方や活動の効率は悪いまま。


ですからはっきりと言ってしまうと、地域の活動の活性化と発展・成長には自治会の役員の低年齢化が重要な課題・必要な対策となるでしょう。

まとめ:自治会の連合会の役割を現役自治会長が解説!各自治会(町内会)は連合会の傘下というわけではない【自治会長備忘録】

いかがでしたか?


今回は自治会の連合会とはなにか?という点と、自治会連合会の役割や問題点にまで焦点をあてて解説していきました。


結論から言うと、『自治会役員の「若者化」が重要な対策項目』となってくるでしょう。


だってこれからは古いやり方は後退でしかない。


進んでいくためには新しいやり方を少々、失敗してでもどんどん取り入れていかなければならないからです。


私も自治会の連絡はグループLINEで全てやりとり。資料や回覧板の作成もLINEの添付で全てやりとりしています。


電話はなるべくしないようにしています。かかってきたらもちろん出ますが。


小さなことにいちいち時間をかけていられないからです。


LINEでどんどん情報をさばいた方が、自治会の仕事も円滑に進むし、自分の時間も持てます。


しかし、中にはスマホを使えない役員もいらっしゃるので、そこは電話連絡となってしまいます。


その方たちはやはり年配の方でいらっしゃいます。


ITの力を最大限に使っていくべき時代なので、地域の発展には「自治会の若者化」が鍵だということです。


最後まで読んでくださりありがとうございました☆

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