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ラオス正月
サバイディービーマイ!(あけましておめでとうございます!)
1月1日の国際正月、旧正月(春節)に続き、3度目の新年を迎えました。
そう、ラオス正月「ピーマイ・ラオ」です✨
ラオスでは、この3回目のラオス正月を一番盛大にお祝いします。
水かけ祭り!!
ラオス正月と言えば、「水かけ祭り」が有名!
水をかけることで、昨年の悪いものや病気を洗い流し、
新たにきれいな体や健康を手に入れようという意味があるそうです。
(『地球の歩き方』参照)
道を歩けば、車や道端から、水鉄砲やバケツ、ホースなどで
誰かれ構わず水をかけられます(/・ω・)/バッシャーン!!
だからスマホの防水ケースは必須だそうですw
しかし残念ながら、コロナの影響でここ3年ほどは規模縮小。
政府からも、「宗教上の取り組みに限る」とお達しが・・・
それでも、店先には水かけグッズが売ってました♪
海のないラオスなのに、まるで海水浴じゃないか(´-ω-`)
かわいらしい水かけも、少しだけ味わえました↓↓
ラオスは4月が一番暑く、乾燥している季節!!
感染対策を十分にしたうえで、
身内とのキンビア(飲み会)、家の前での水浴びくらいは
許されるよね・・・!?
ちなみに、近年はなぜか仲間でお揃いのアロハシャツを着るのが流行り。
シンにアロハ・・・アンバランス感がかわいい!!?
ソンナムパ!!
おそらく激しい水かけの由来になっているであろう正式な儀式が、
寺院で仏様に水をかける「ソンナムパ」です。
寺院の前で売っている葉や花などで色や香りを付けた水 ↓↓
これを優しく仏様にかけながら、新年の健康や繁栄を祈願します。
日本と同じような「おみくじ」もありました!
番号の書かれた棒が入った筒を振り、
最初に下に落ちた棒の番号が書かれた紙をもらいます。
内容は、残念ながら解読できず・・・でもちゃんと持ち帰りました♪
それから、手首に紐を結んでもらう「お守り」もあります。
お坊さんに結んでもらうこのお守りは、「マットケーン」と言うそうです。
とてもご利益ありそう♡
本来であれば、縁起のよい「9」つの寺院を回り、
「ソンナムパ」や「マットケーン」をしながら祈願するそうです。
私は今回、4つの寺院を回りました。
ビエンチャンにはたくさんの寺院が集まっている(各村に一つ)といえど、
38度の暑さの中、自転車で回るには体力が・・・
それでも、ラオスに古くから伝わる文化を存分に味わうことができました✨
そもそもラオス正月って・・・
今年2022年のラオス正月は、4月14日~16日。
(年によって日付は違うそうです。)
仕事は、その前日13日からお休みのところが多いようでした。
タクシーのおじさんに聞いた話によると、
タイの正月は、4月13日~15日なのだとか・・・。
日付が微妙に違うなんて、面白いですよね!
ラオス正月の3日間には、それぞれ意味があるそうです。
14日・・・旧年の大みそか
15日・・・旧年にも新年にも属さない日
16日・・・新年の初日
「旧年と新年の間にある空白の1日」が、なんとも不思議で興味深い✨
年が明ける前は「ソックディーピーマイ!(よいお年を!)」、
年明け以降は「サバイディーピーマイ!(あけましておめでとう!)」と
最高に幸せそうな笑顔で挨拶をするラオスの人々。
今年は自粛モードといえど、家族や身近な仲間と過ごすラオス正月は
ラオスで暮らす人たちにとって無くてはならない大切な時間でした。
サバイディーピーマイ!!!( *´艸`)