2019年高松宮記念(GⅠ)予想
割と時計が出やすい馬場になった。外を回る差し・追い込み馬はより一層苦しくなったと思う。
◎レッツゴードンキ
○ミスターメロディ
▲ダノンスマッシュ
△アレスバローズ
△モズスーパーフレア
△ロジクライ
△セイウンコウセイ
△ナックビーナス
△デアレガーロ
◎レッツゴードンキ
中団前目の馬群の中をとれれば。ラスト1F強襲に期待。
○ミスターメロディ
1400以上の実績が重要なこのレース。スピードも申し分ないし、しっかりインの4番手くらいから抜け出せれば。
▲ダノンスマッシュ
外枠に入ったのである程度出していってポジションとりたいところ。番手~3・4番手くらいまでにはつけたい。前走・前々走ともに内で我慢して抜け出す競馬をしているので、外から動く競馬は多少不安ではある。
坂がきついとは特に思わないし、こなせると思う。ファルコンSは直線入り口の上り坂が始まる地点で前が壁になり、勢いを削がれたのが痛かったと思ってるし。ペースを怖がらずにしっかりポジションをとれば、良い勝負になると思う。
△アレスバローズ
中京1200の重賞勝ち実績がある馬。まずはそのレースを振り返る。
5走前のCBC賞(中京1200・良)。かなりの高速馬場だった。
11.9-10.3-10.5-10.9-11.5-11.9 (32.7-34.3)
勝ち時計1:07.0はレースレコード。16年のレッドファルクスの年も凄まじい高速馬場だったが、それに匹敵するレベルだった。
ワンスインナムーンが単騎で引っ張る流れ。五分のスタートから中団の馬群真ん中で進め、直線で外へ出す。外からじりじりと脚を伸ばして、最後は0.2秒差つけての圧勝だった。
前半3F32.7でぶっ飛ばしたのにラスト1Fで12秒切ってるのは異常。スピードだけでなく切れ味まで要求される展開だった。ディープ産駒だから対応できた、とかそんな単純な話じゃないと思うんだけど、まあ2着にナガラフラワーがきてるし末脚のキレや持続力が必要なレースになったから好走できたんじゃないかな。
続く北九州記念も高速馬場だったがインを突いて勝利。前走のシルクロードSはやや時計かかる馬場で大外から長く脚を使って失速、5着。今の中京の馬場に関わらず、このクラスだと外を回すとさすがに足りないと思う。北九州記念で器用にインを立ち回っていたし、今回も内枠から先行勢を見ながら脚を溜めたい。
△モズスーパーフレア
中京1200で逃げ切るのはかなり難しいからなあ。馬場傾向は追い風。スピードに乗せてどこまでやれるかな。
△ロジクライ
外から動くのは弱い。ダノンスマッシュを見る位置をとりたいけど、もうちょい後ろになりそうだしなあ。
△セイウンコウセイ
一昨年の覇者。ここ3走は惨敗続き。2走前のダート戦はさておき、残りの2戦を振り返る。
まずは3走前のスプリンターズS(中山1200・稍)。標準くらいの馬場だった。
11.7 - 10.3 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 12.5 (33.0-35.3)
11番枠から押して押して出していき、3~4番手外を追走。直線入り口ですでに手ごたえ悪く、12着惨敗。
稍重だったので期待してた人は結構いたと思うが、この馬自身33.5-35.7と、かなりのハイペースだった。稍重の高松宮記念を制した時は34.2-34.5と平均ペース、さらに内枠。スプリンターズはタフな馬場でハイペース、さらに外を回されたので厳しかった。タフな馬場での消耗戦で、外からねじ伏せるほどの脚は今までも見せていなかったので、この敗戦は当然と言える。
続いて前走のシルクロードS(京都1200・良)。時計がかかる馬場だった。
11.9 - 10.3 - 11.1 - 11.4 - 11.7 - 11.9 (33.3-35.0)
14番枠から押してハナを主張、そのままとりきる。直線序盤は3馬身ほどのリードを保っていたが、大幅に失速。
この馬自身33.3-36.3と大幅なハイペース。かなり差し有利な馬場だったし、そういう馬場でこのペースでは、という感じ。先行勢全滅してたしね。
4走前の函館スプリントでは33.1-34.5とハイペースバランスで逃げ切り勝ちをおさめているが、この日はかなりの高速馬場かつインコースがめちゃくちゃ有利な馬場。ハイペースではあるものの、前走・3走前に比べてそこまで負荷がかからない競馬だったと言える。
今回はモズスーパーフレアが引っ張る展開になることが予想される。昨年1番枠を引きながら沈んでいるが、ハナを切ってのもの。今回内枠を引けたので、先行勢を見る形で無理のないペースで進めれば。
△ナックビーナス
昨年の3着馬が今年も出走。前哨戦のオーシャンSは昨年同様2着。ラップ等はショウナンアンセムの欄を参照。
好ダッシュから番手外を確保。前のモズが前半3F32.3で飛ばすのを見ながら、自身は32.9で追走。最後まで前を捕らえられずに2着惜敗となった。
今回もモズが引っ張る流れにはしっかり乗れると思う。昨年のような競馬ができれば、モズとの逆転も十分ある。先行勢を見るポジションをとって外を回らないようにタイトに回り、ちょい差しできれば。
△デアレガーロ
16番枠はかなり痛い。1200は若干短いと思ってる。京都外回り1400で重賞勝ち、というのも引っかかってる。
前走の京都牝馬S(京都外1400・良)。時計がかかる馬場だった。
12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 11.0 - 11.9 (34.7-34.7)
前後半のバランスのとれた平均ペース。道中で息が入る、京都外回り1400らしい展開だった。今回のような一本調子のレースで外枠では脚が溜まらないのではないだろうか。
1400実績が大事なレースではあるので、おさえはする。高速馬場なので比較的追走は楽になると思うし。
短距離は手広く、という考えなので、ティーハーフ、ショウナンアンセムもおさえておく。
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