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丸ノ内線車両のカラーリングの逸話

日本に鉄道が誕生してから、日本の鉄道車両技術は海外に学ぶことで発展を遂げてきましたが、その発展は戦争の影響により、足止めにされていた時期があります。1946年に、鉄道官僚であった鈴木清秀は、帝都高速度交通営団(現在の東京メトロ)の三代目総裁に就任し、営団の未来のために、日本で最も優れた運転屋と言われた東義胤を理事として招き入れ、日本の鉄道技術をリードすべく準備が整えられていました。

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