背守りという刺繍のお守り
背守りという刺繍を知っていますか?
背守りは、昔、こどもの成長を願って
様々な文様を、産着や着物の背中に縫ったという
日本古来の風習です。
まだ、世の中で魔物が信じられていた時代、
あの世にこどもが連れ去られぬよう、
背中にも目で睨んで祓うという意味を込めて
縫い目をつけました。
それぞれの文様に、意味が込められて
こどもの成長を祈って、簡単な直線の
模様が縫い付けられました。
縁起を大切にする日本の文化でもあります。
背守りの刺繍は、
昭和の初期まで、女学校などでは背守り帖として
その形を引き継ぎ、残されていました。
麻の葉の文様には、
麻という植物の、成長が早く
丈夫な様にあやかって、
「こどもの健やかな成長を祈る」
との意味が込められています。
とんぼの文様は、
とんぼのまっすぐ前にしか進まないことから
「勝ち虫」と呼ばれ、好まれました。
こまの文様は、
軸をしっかり立てて回ることから、
自分軸を持って、立派に独立する、
立身出世の想いが込められており、
仕事やお金が回るという意味もあります。
梅の文様は、
中国では「学問を好む木」と言われ
学業成就の意味があります。
冬の厳しさを乗り越えて咲く梅と、
試験に合格するイメージが重なります。
日だまりに遊びに来てくれる
赤ちゃん達や、
これから生まれてくる赤ちゃん達、
こども達みんなのために、
伝えていきたい風習だなと思いました。
こども達の健やかな成長を願うのは、
お母さんだけでなく、
地域の願いでもあります。
今回、日だまりスタッフの一人が、
背守り刺繍の手作りお守りの
ワークショップをします。
(日だまり主催ではありません)
誰かを思い祈ることの奥底には
愛があります。
誰かを自分に置き換えて
自分の願いを祈る時にも
やはり愛があります。
こども達のためだけでなく、
大人の自分への願いも込めて
刺繍してみてはいかがでしょう?
そして、背守りの刺繍をしながら
みんなで、なぜその願いなのか
そこに至ったストーリーとか
お話したり聞き合ったりしながら
お互いを応援する、
「背守りお守りをお互い応援しながら作る」
ワークショップです。
・こども達の健やかな成長を願って
・安産祈願を祈って
・受験を頑張るお子さんのために
・資格取得を頑張っている自分のために
・自分の目標達成のために
・夢が何かよくわからない人も
・ひっそりと祈っていたことを分かち合いたい人も
こんな人達、集まれ〜!
共感コミュニケーションで共に聞き合って
作る背守りのお守りのワークショップです。
叶結びの部分のご指導を
一般社団法人日本水引クリエイト協会代表理事の
おぐえしずかさんに
お願いしているコラボ開催です!
wrappperのおぐえさんは、
日だまりでも、ラッピングや水引講座を開催し、
地域のお母さん達とのつながりを
大切に思ってくださっています。
お守りの袋はすでにご用意しているので、
①別布に背守り刺繍をしていただきお守りに付ける。
「梅」「こま」「麻の葉」の中から1つ刺繍
②お話しながら出てきた想いを紙に書いてお守りの中に入れる。
③かなえ結びで、お守りを封印していただく。
この3つが、ワークショップでの具体的な作業となります。
「背守りお守りをお互い応援しながら作る」ワークショップ
日時 12月16日(月)10時〜12時
場所 浦和駅東口徒歩1分
wraPPPer ラッピング屋さん
参加費 5000円→3000円(材料費込み)
持ち物 裁縫道具は貸出ok、飲み物
背守りは簡単な刺繍です。
お守りの袋はこちらでご用意します。
さらに今回は、気持ちを整えるアロマスプレーのプレゼント付き
こちらのワークショップは、
日だまり主催ではないので、
お問合せ・お申込みは、白木蓮へ
@white.magnolia0323 ハクモクレンの
インスタDMから、
または、
semamoritumugi.project⭐︎gmail.com
(⭐︎を@に変えてください)へ
お問合せ・お申込みください。
⭐︎ボランティアスタッフ O⭐︎