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不要の買い物
スケジュール帳が使えない
毎年この時期になると、来年度のスケジュール帳がどっと発売される。興味はあるので、つい、手に取ってチェックするのだが、実は、スケジュール帳をちゃんと使い切ったことがない。
人生ではじめてスケジュール帳を買ったのは、社会人になってからだという記憶だ。たぶん、みんながもってるから買ったのかな?と思う。そんな理由での購入なので、活用することも出来ず、12月になっても中身はほとんど白紙のままだった。
なぜそうなってしまうのかというと、予定を書き込んでも、見返すことがないからだ。それがわかっているから、予定を書き込もうとしない。そして気づけば、1年が終わってるのである。
遊ぶことには意欲的だったので、毎日のように会社帰りに友達とご飯に行ったり、映画を見に行ったり、お休みの日には旅行に出かけたりしてた。だから、それなりの予定はあったはずなのだが、当時は記憶力で賄えていたのだろう。若いって強い。
Web上のカレンダーとポストイットで管理
そんな私のスケジュール管理方法を変えたのが、Web上のカレンダーである。元々は夫からの「ここに予定入れとくねー」レベルで始まったものだ。最初はあまり記入してなかったのだが、ある時、ああ、これはお互いの予定をお知らせするものなんだなと気づいたので、今では夫に知っておいて欲しい予定は入れるようにしている。
例えば、歯医者の予定を入れる。その予定には、「この日のこの時間は、他の予定に対応はできない」という意味が含まれている。例えば、行きたい美術館の記念講演を入れる。その予定には、「このイベントに参加したいなぁ」」という意思が込められている。つまり、予定には何らかのメッセージが付随してる。だから、私にとっての共有カレンダーは、言うなれば、伝言板だ。
同時に、メッセージする必要のない個人的な予定と1週間以上先の予約という2種類の予定は、ポストイットで管理をしている。デジタルではなく、ごく普通の紙のポストイットに、手書きというスタイルである。
ポストイットには日付と曜日と予定名を書き、PCのディスプレイ下に、日付順に貼り付ける。パソコンの前で過ごすことが多い私としては、ここの位置が一番確認しやすい。そして予定が終わったら、ポストイットはゴミ箱に廃棄して管理完了である。
ポストイットでの予定管理は、リマインダーであり、重要だと示すものである。Web上のカレンダーで、リマインダーも重要でラベリングすることも出来ることはわかっている。しかし、PCやiPhoneには、カレンダー以外の通知がバンバン入るので、見逃してしまうことも多い。Web上の管理と別にする方が、私としては視覚的・感覚的にわかりやすい。
紙のスケジュール帳は不要なのだけど
というわけで、Web上のカレンダーとポストイットで、スケジュール管理は出来ているので、紙のスケジュール帳は不要である。それはわかっているのだが、年末になると、つい、買ってしまう。
今年ももちろん買った。そして、やはり、スケジュール帳としての役割は果たしていない。このまま今年も終わりそうだ。
さて、来年分のスケジュール帳を買わずに我慢することは出来るのだろうか。