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スーツケースのタイヤを汚れから防ぐには

まずはテープから

外でゴロゴロしたスーツケースを家の中に入れる時、やっかいだなーと思うのが、タイヤの汚れだ。家に入れる前に雑巾やウェットシートで拭いていたが、タイヤがクルクル回って、意外に時間がかかる。疲れている時は拭くのも面倒なので、とりあえず新聞紙を敷いた上に仮置きなんてこともよくあった。

何かいい方法はないのかなぁと思っていたある日、スーツケースのタイヤにビニールテープを巻くと良いという記事を見た。ビニールテープなら自宅にある。早速、8輪あるタイヤにビニールテープを巻いてみた。

テープを10センチほど剥がし、その端をタイヤにくっつけ、ぐるっと巻こうとした。が、タイヤがグラグラと不安定で、キレイに巻くことが出来ない。雑巾で拭くのと同じ。軽くストレスを感じる。

それでもなんとか8輪のタイヤに巻き付けることは出来たので、9月、旅で使ってみた。今年の暑さが禍したのか、アスファルトの熱を受けたテープはよれてしまい、タイヤの一部はむき出しになってしまった。

自宅に戻り、ビニールテープを剥がすと、接着剤がタイヤに残った。タイヤをキレイにする手間は、テープを貼る前より時間がかかり、この方法は私には向かないなと悟った。

そしてカバーへ

実はスーツケースは、ホテルに宅配することがほとんどなのだが、以前、伝票をボディにべったりと貼られてしまい、キレイに剥がすのに苦労したことがある。それ以降、宅配をお願いする際は、汚れ防止も含め、布製のスーツケースカバーをつけている。

旅行から戻った後、スーツケースのカバーを外しながら、ふと、タイヤ用のカバーも売ってるんじゃないだろうか?と思った。検索してみた。あった。シリコン製で価格は990円。失敗しても後悔はしない額だ。購入した。

タイヤカバーは実に取り付けやすかった。タイヤとカバーの間に摩擦力が働くし、横からかぶせるので、タイヤがクルクル動くことが無い。暑いアスファルトの熱の上で転がしても問題はない。帰宅時は玄関でスーツケースをさかさまにしてポコポコ外す。タイヤはもちろん汚れていない。

旅行から戻った時のタイヤカバー

外したタイヤカバーは水と少量の中性洗剤の中に入れ、しばし放置。その後、使用済み歯ブラシで軽くこするだけで、汚れは落ちる。水気を拭きとったら、乾くまで再び放置。お手入れも非常に楽。

これでタイヤの汚れ防止は決まりである。

乾かしているところ

ちなみに私のスーツケースは赤なのだが、タイヤカバーは反対色相の黄緑を選んだ。目立つ配色の方がわかりやすいと思っての組み合わせである。実際遠くからでもわかる。満足である。

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