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美少女着ぐるみを自作した話_2【原型完成まで】

2024/02/01 追記
こちらの子はちょっと個人的に色々な事情があってオークションに出品させていただきます。
もしこの子を見かけても制作関係のことについてその方に質問しないでください。
もしこのレポのどこか詳しく聞きたいなどありましたらコメントかX(Twitter)でご連絡くだされば分かる範囲で色々とお答えします。

さて、エポパテをケチりたいと思います。
用意するのは以下の通りです。

用意したものたち
  • エポキシ接着剤(ダイソー)

  • シリコンヘラ(ダイソー)

  • シリコン鍋つかみ(ダイソー)

  • 固形燃料入れ(ダイソー)

  • ベビーパウダー(またはタルク)

  • はかり(なんでも)

※ベビーパウダーは自宅で余ってたので使いましたがタルクのほうが安くてたくさん手に入るのでおすすめです。あと甘い匂いがついててエポキシ接着剤の匂いと混ざって気持ち悪くなります。
※固形燃料入れは似たようなサイズ感で蓋が閉められるものなら何でも大丈夫です。

まずは固形燃料入れにベビーパウダーまたはタルク(以下タルク)を15g入れます。その際中央あたりを少し凹ませます。

だいたいで


次にくぼんだあたりにエポキシ接着剤のAかBかどっちかを絞り出します。

容器に触れるとめんどくさいです


次に5gほどのタルクで先程のエポキシを蓋します。

だいたいで2


画像はありませんが容器に蓋をして振ります。
振ってるとなんか粉粉しながらもなんとなく固まってくるのでシリコン鍋つかみの手を入れるところにぶち込みます。
こいつをシリコンヘラでもにもにしつつ、ある程度固まってきたら更にシリコン鍋つかみを外側から握り込んでこねこねしてボール状に整形します。

ちょっと固まってる様子


AとBをこねこねして玉になったものを容器に入れた様子です。
実際にはこのように色はついてないのですが、混ぜるときに混ぜ込み不足で硬化不良を起こさないように水性塗料を少し混ぜて色を付けてます。
何色でもよいのでしておくと楽です。
削ったりするときに塗料が落ちてちょっと手間ですけどまぁ仕方ないです。
また、容器とシリコン鍋つかみはAとBは確実に違う方で作業してください。
少量でも混ざると反応して硬化し始めてしまいます。
シリコン鍋つかみは2箇所入れるところがあるので使い分け、容器(固形燃料入れ)はだいたい3個セットとかで売ってるのでまぁ問題ないと思います。
A剤B剤を分けておけばちょっと保管効くと思います。
いっぺんに作業したいときは固形燃料入れをいくつか買っておいて団子を量産してもいいかもしれないです。

A剤団子とB剤団子

ちなみにこちらのツイートを参考にさせていただきました。

そしてこの団子を同量混ぜ込み、こねこねすると硬化が始まります。
今回は全量混ぜ合わせてべたーっと貼り付けます。
セメダインと比べるとえらい量です。しかも安い。
これで輪郭整えたりします。

すげぇ量
だいぶ左右で整ったね


そろそろお口も整えましょう。
中央線を書いて、そのラインにあわせてなんとなくの口を書きます。
そのガイドに合わせていっぺんエポパテを適当に盛って

てきとう

削る

ととのえた

お口の造形は賛否あります。
特に閉じ口はめちゃくちゃ難しいです。
なんとなくの経験でしかないですが、開け口のほうが適当にやってもそれっぽくなります。
今回は原型にするので使いまわして閉じ口作るときに、毎回閉じ口を造形しなくていいよう閉じ口にしましたが、自分で違和感を覚えてます。
でもまぁいっか!


あとは後頭部の丸みが足りなかったり襟足が短かったりしたので

色々足りない

土台を作ってパテを持ってみたり

足した

中央のラインを描いて左右をととのえたり

線ってまっすぐ引くの難しいよね

おでこの出っ張り具合で難儀したり

でっぱりが少ないと前髪がぺたんとなる

ととのえてととのえて

ととのえてる

サフ吹いてこんな感じ

そろそろめんどくさくなってきてる


ここまでの加工をしても小キズとか小さな穴があったりします。
穴が小さいと後の加工でパテが定着しないのでガリガリして小さすぎる穴は広げときます。

傷だらけ


ものぐさの救世主光硬化パテです。
少々お高めですが、UVライトとかを当てるとものの数分数十秒で硬化します。

ちいさくて高い


それをちょこんと盛り付けて削ります。
ちょっと多めに盛って削るのがよいと思いますが、多すぎると中までライトが届かず硬化不良起こしますので適度な感じで。

ちょこん(多)

色々盛って削った図です。
これでも消しきれてない小キズがあって面倒なので裏技を使いたいと思います。

いろんなパテでマーブル模様


目の荒い(500番とか)サフを少し垂れるくらいまで吹き付けます。

たれとる

固まったくらいで慎重に垂れた部分を削ります。
するとあら不思議、サフが小キズに残って小キズが埋まりました。
サフはシャバい溶きパテの役割も果たすものなのでちょっと無理やりですがこういう使い方もありといえばありです。

で、原型完成です。
画像はないです。
そんなこんなで次はシリコン型づくりにいきます。

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