料理が癒し
こう寒いと暖かい物が食べたい。という訳で今日の晩御飯は豚汁を頂きました。
だしパックを放り込んだお鍋を火にかけた横で大根、玉ねぎ、にんじん、さつまいもをざくざく切っていく。
勤めていると帰ってきて料理をする元気も無いというお話をSNSでよく見掛けます。
どのような要因でそうなっているのかは推察しか出来ませんが、自分は例えブラック企業に勤めていた頃も変わらず料理はしていました。
恐らく、料理がストレス発散の手段なんだと思います。
材料を切り終わったら次はお肉。軽く塩コショウを振ってフライパンで炒めていきます。
赤い所が少なくなって来たら大根とにんじんも入れて一緒に炒める。
料理がストレス発散の手段と言っても
「ザッケンナコラー!!」
「ッゾオラー!!」
なんて叫びながら包丁を振り下ろしたりする訳ではありませんし
「ジチョーテメーナンオラー!!」
「何たることか!ザンギョーしたのにタイムカードがテイジで切られていたのである!!」
なんて叫びながらフライパンを振り回す訳でもありません。
食材を切る時の音や感触。お湯が沸いてぼこぼこいう音や、肉を炒める時のジューって音。
そういうのに癒されている訳です。
ある程度炒めたらお鍋のだしに入れて十分ほど。中火から弱火に徐々に落としていきます。
ストレス発散と言うと動的な激しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、実際にはこうしてじっくりと何かに向き合う事で得られる静的な癒しもまた大事なのだと思います。
元気が出ない時に摂取する心の栄養バランスとして、頭の片隅程度にでも覚えておいて頂ければ幸いでございます。
十分経ったらさつまいもを入れてまた十分。お豆腐などは残り五分を切ったくらいでいいでしょう。
美味しく出来ました。