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夫婦げんかになりそうな時は・・・
みなさん、こんにちは。暑くて名前負けしているげんきです。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は、ちょっと長めのお盆休みを終えて昨日から仕事に復帰しています。
今年のお盆休みはいつもと違って、自粛生活・酷暑の2重苦で自宅にこもりっきり、という方も多いのではないでしょうか。私たち家族も家にこもりっきり、外出の機会は朝晩のお散歩、昼間は家でのんびり(とはいえ、姫のお世話やら家事やらでバタバタ・・・)なお盆休みを過ごしていました。
人間、外に出ないとなかなかストレスが溜まります。ましてや、遊びたい盛り自由奔放な姫(態度は”殿”)と一緒にいると楽しいけど疲れる。そうすると、些細なことでもしょっちゅう、夫婦げんかの火種が・・・。
A、「もう少し小さな声でしゃべってくれる?」
B、「ZOOMで会議してるんだからしょうがないじゃん!」
A、「汚れたお皿がそのままだと気になるからすぐに洗おうよ。毎回、Aが洗ってんじゃん。」
B、「嫌なら自分で洗えばいいじゃん。自分のペースでやらせてよ、やらないわけじゃないんだから!」
どちらが、A・Bかご想像にお任せします、笑
文字に起こすとしょうもないですね、ホント。でも、ストレスが溜まってくるとこんなこと日常茶飯事、場合によってはエスカレートしてどなり合いの大げんか、なんてことも。
そんな時にオススメなのが、けんかが始まりそう、、、となったら、
お互い笑顔でハイタッチ「いぇーい!!」
とやってみます。悪い気分が吹っ飛ぶまで何度も続けます。
ん?それ何の意味があるの?ばかじゃねえの?
と、思う方もいらっしゃると思います。
これは、
『人は、自分の行動を合理化するために、意識を変化させる生き物』
であるという特徴を利用したものです。
専門用語では、「認知的不協和」と呼ばれます。
私たちは、「意思が行動を決める」と思っていますが、実際の因果関係は逆である、というもので、レオン・フェスティンガーというアメリカの心理学者によって提唱された理論です。つまり、”ハイタッチ=仲良しがする行動”をとることによって、”相手が嫌い”という意思の間に不協和(矛盾)を生じさせます。人間は一貫性を求めて、どうにかしてこの不協和を解消したいと無意識に考えます。
ハイタッチという行動は事実のため、変えられない。となれば、「相手が嫌い」という意識を変えざるを得ません。結果、”相手が嫌い”という感情が晴れ、”仲良し”という気持ちが生まれてくる。こういったカラクリです。
「認知的不協和」とググっていただければ、けっこう恐ろしいのも含めて、山ほど実例が挙がっています。悪用には気を付けたいところですが、夫婦げんかの解消に活用するのであれば、かわいいものでしょう!
みなさまも険悪な雰囲気になったら笑顔でハイタッチ!試してみませんか?