十二人の死にたい子供たち
先日公開された「十二人の死にたい子供たち」を見てきました。
12人の自殺志願者が集団自殺をするために集まるんだけど、そこには何故か13人目の遺体が、、っていうお話しなんですが
正直言って結末は予告で感じた印象とは違うものでした。
これ犯人が推理してくの楽しいんじゃないかー?
って観る前はわくわくしていたんですが、
開始して割とすぐの「決を取ります」のセリフで
あっ、
これはある映画のオマージュだ、って気づいてしまい
同時にこれは期待していた作品とは別ジャンルだということにも気づいてしまいました。
これから観る方も居ると思うのでストーリーのネタバレとかはしませんが
頭のおかしい殺人犯が出てくる系のお話ではありません
そういったものを期待してるのであればたぶんがっかりしかしないです
予告がそれっぽいだけに、そういう映画だと思って行く人も多そうなので、
そういう面を期待しなければ、まあまあ良い映画だとは思います
ほんとに色んな事情(と自殺願望)を抱えた登場人物が出てくるので、
死というものに向き合い考えるきっかけとしては良い作品なのかなとも思いました。
わかりやすい原因がある人もいれば、複雑な事情を持つ人も、それ以外の理由で集まりに参加してる人もいるので
死という事柄に関する考えに、新しい風を吹かせてくれそうな気もします。