私見、プレゼンテーションまとめ
◇はじめに
今回、私が学生生活の中で学んできたプレゼンテーションに関する知識について記述する。これは、私の経験からくる帰納的な理論から、人との関わりの中で教わったことや学んできたことを一部まとめたものである。
☆プレゼンテーションの「いろは」
「い」構成表を作る
現状の問題、目的、理由、目標、対象者と効果予測、技術的な問題や準備物をリストアップし、構成まで作成する。
「ろ」原稿を70%にする
構成表を叩き台に、徐々に文章化していく。
※接続語抜きで、セクション毎に文章が一文ずつ完成している段階
「は」スライド作成
原稿を元にスライドに着手、70%仕上げる
※アニメーション抜きにほぼ必要スライドがデザインと合わせ完成している段階
「に」練習
原稿とスライドが7割の段階で一旦練習し、タイムスケジュールも含め、自身の準備が発表に適しているのか確認
「ほ」調整
練習を元に原稿とスライドを発表できる段階に仕上げる
「へ」最終練習
本番緊張しないためには、作成した原稿スライドに熟知している必要がある。本番を意識し、納得いってからも3回は練習する。
※本番を意識するとは、コンテンツが再生されない場合や、時間が早まる、遅まる場合の調整箇所の確認など。聴衆の反応が悪い場合なども想定しておきたい。
「と」本番
無理にリラックスしようとする必要はない。練習通りを基本に。緊張している自分を脳内で実況するのもよい。
※絶対に聴衆に向かって「緊張している」「練習不足」などハードルを下げることを口にしない。なぜなら、聴衆の期待や集中力も下げることにつながるからだ。
「ち」検証及び再演
自身のプレゼンテーションを記録しておき検討する。その際練習と見比べて異なる点や同一の点などを確認できると良い。検証を踏まえ再演したい。
☆内容について
①啓蒙型(有知識者が無知識者に教授する形式)
1.テーマ設定
2.目標提示
3.具体事例
4.一般事例
5.応用例
6.まとめ
②提案型(有知識者が有知識者に対して発表する形式)
1.現状の問題を指摘する
2.問題の原因を述べる
3.解決方法を述べる
4.問題が解決できることをもう一度言う
5.解決した上でのメリットを述べる
☆スライドについて
①文字が極めて少ないこと
→重要な点が分かりやすいように
②画像が効果的に使われていること
→基本的に高画質のものを使う
③ほとんどの情報は文字ではなく、演者の口から伝えられること
→見てるだけで終わらないようにする
☆技術的な8つのコツ
①ボディーランゲージ
1.表情(顔と声)
2.身振り手振り
3.立ち位置
②先行オーガナイザー
→接続語や指示文(リード文)を用い、これから話す内容を聴衆に意識づけする
③短く切る
1.原稿段階から、短い文章を心がける
2.伝えたいことを元にフレーズを繰り返す
3.間などを使い緩急を付ける⇐発展
④流れを見せる
→現在地を知らせるとも言う。全体の中の今どの位置にいるのか話やスライドを用い伝える。
⑤質問をする
1.聴衆の集中を切らさないため
2.聴衆の理解度を図るため
⑥個人から全体に
→問いかけや作業、話の構成など諸々の面で個人から全体へ広げていくイメージ
※話の構成で言うと帰納法的な
⑦目標設定をする
1.具体的で数値化できるもの
2.聴衆の6~7割が達成できそうなもの
⑧パーソナリティを意識する
→自らの声質や話し方を意識し、対象者や内容に合ったような原稿やスライド、表現方法を考える。
<参考理論>
1.メラビアンの法則活用法
http://www.tamura.ac.jp/keiri/pdf/businessmanner_03_2013.pdf
2.山中教授の話
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/joi/
3.マクルーハニズムとジョブズ
(前編)http://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/64956528.html
(後編)http://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/64957534.html
1.プレゼン概要
http://mcu.edu.tw/~pailing/pc/03_ppt.html
2.ガー氏の理論基礎ページ
http://www.garrreynolds.com/preso-tips-jp/prepare-jp/
3.構成について
http://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/65217374.html
◇終わりに
私は学生団体の授業としてのプレゼンを延べ20回以上し、他にも大小合わせて30回以上プレゼンを行ってきた。学生としては多いかもしれないが、そこまでの段階である。さらに、理論的通りに考えてできたのは昨年3月頃からなので、まだまだ実証の余地がある。インターネット上に公開することで、様々な意見を取り入れつつ、残りの学生生活やこれからの人生での実践を繰り返していきたい。
以下に文章はありません。投げ銭スタイルを取らせて頂きます。
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