ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2020 ビジネスコンテスト部門memo
ビジネスコンテスト部門のmemoです!
1 アトピヨ 代表 RyotaroAko 氏『日本初の ”アトピー見える化アプリ" アトピヨ』https://www.atopiyo.com/
アトピー見える化アプリ。
アトピー患者の13%はアトピーが原因で死にたいと思ったことが有る。
日本初のアトピー専用の画像SNS
実際のアプリ画像の公開
・強み
①ユーザー間サポート
ポジティブワード:16%から38%に上昇
②同じ部位で比較表示 重症化予防
③アトピーデータ
アトピー特化の画像1万枚
あくまでパーソナルヘルス・健康管理
全国の皮膚科医/アトピヨは診療サポートにも役立つという回答あり
・市場戦略
製薬会社への治験協力
医師への治療サポート
→最終的には患者に戻ってくる形にしたい
QA
・ユーザー間コミュニケーションがネガティブになりがち、ポジティブに持っていく仕組みは?
「応援コメントをお願いします」
・継続率、離脱原因、リテンション施策
継続率:3~2割
離脱:心情 自身が軽傷で重症を見て辛く思う
・情報交換/利用法の共有ツールになると良いように思う
・これからのチーム体制、市場規模成長性
1万人超えたので6万人を目指す。
グロースハックが得意な人1人プラスすればいけると思っている。
海外展開であれば、メンバー増やす。
市場規模でいうと小さいと思ってる。マネタイズは製薬等を想定
・売上想定
真ん中のステージで1億くらい
右のステージでいうと24億くらい
2 エーテンラボ株式会社 代表取締役CEO 長坂剛氏『ピアサポート型習慣化アプリ「みんチャレ」を活用した2型糖尿病の治療継続』
https://a10lab.com/
FB:https://www.facebook.com/go.nagasaka.9
行動変容で皆を幸せにする
3人に1人が生活習慣病&予備軍
生活習慣病の治療が継続しない
5人1組のチームで習慣化を図る
みんチャレ習慣化8倍成功率
糖尿病の話を周りとできることだけでも嬉しい。
モチベーションにつながる。
・なぜ行動変容が進むのか
写真を送る=認知行動療法のような仕組み。
アフォーダンス理論
PHR 毎日データと行動を見返す。
月額定額500円
1万4000名アクティブユーザー
アドヒアランスの向上
医師に歓迎され推奨されるアプリになる!
みんチャレはアプリの中で特別の指示は行わない
複数疾患を対象としたプラットフォームになる。
海外展開予定 アップルストア
経産省事業に採択、神奈川県で臨床検証中
3月末以降に発表
QA
・今後の広め方、他社も真似できそうだが差別化
認知・注意喚起と組みたいので医師からの紹介がベスト
現在は保険会社、クリニック前の検診での紹介
5人1組にするだけでは成功しない。AIの介入タイミングなど。他社の追随を許さないように特許を出していく。
・AIでの解析等マネタイズ、Exit アプリ課金のみなのか、治療アプリなのか想定している将来
将来的には慢性疾患に対する治療アプリになりたい
・インパクトを最大化するには、「ソーシャル・キャピタル」の想像、不健康な人を救える。生活保護の方、スラムの方、孤独な人をスタートにする方がUSEDにもいるので早めにチャレンジしていって欲しい。孤独だった方が走れたということはあるのか?
妊娠糖尿病、シングルマザー
3 株式会社リハートテック 取締役 笠原直樹氏
『和歌山発、誤嚥の予防のために開発した器具「タン練くん」の製造販売。全国のお年寄りを助けたい。』
https://rehearttek.com/
30年間歯科
7年前に特養開設
毎日口腔ケアで誤えん性肺炎はなくなるのではないかと思ったが、実現できなかった。
口腔下顎を鍛える機材を開発!特許取得済
昨年11月末に医療機器として承認取得済
舌圧計で20→30キロパスカルに上がった。
3ヶ月で10キロパスカルくらい上がる。
事業展開イメージ
ジム、スポーツ、美容関連会社等
提携
口腔機能低下症にも歯科でも注目が集まっている。
QA
・器具のトレーニングに要する時間・継続のための方法
飲み物を甘くするなどのほうほうでやる
本当に高齢よりももう少し前の方、認知機能3以上の方は難しい
4株式会社ジョリーグッド 執行役員 CCO 丸山安曇氏
『360度実写VRにより経験の浅い指導者でも高いレベルのトレーニングが可能に!発達障害の方々に「社会に参加する力をつける」ソーシャルスキルトレーニングプログラム「emou(エモウ)」』
https://jollygood.co.jp/
健常人:学校など日常生活の中で身につけていくスキル
ソーシャルスキルトレーニングの手法は確定していない。
VRでリアルに状況を再現して、安心して失敗できる空間で繰り返し訓練を行う
・特徴
何度でも現実空間を使える
経験の浅いスタッフでも教育できる
視線データの確認で点数化できる
話をしている人の顔を見れない・指差した「指」しか見れないなど
・結果
90%以上の発達障害の方が既存のものよりも効果的と感じている
施設としても準備時間短い集客にも使える
・展望
日本は世界で一番発達障害が多い国と言われている。
SDGsに則って誰も見捨てない。
複式施設のみではなく、教育機関・医療機関でも採用
2021からは個人向け展開
100億円超の売上を目指す。
VRで社会を「予習」できる世の中へ
QA
・導入初期は効果がありそうだが、継続での弊害・リスクはないのか
VRは場面の共有部分のみ。1~2分程度。その後の対話が大事。
・なぜこのビジネスを始めようと思ったのか
発達障害の人は場面を想定できないそこのペイン解消
・サービス提供場所は?発達障害も程度が有り対象は?
デイサービス、福祉施設がメイン
メインは自閉症 程度は使い方によって思い方でも使いうる
5 CI Inc. 代表取締役 園田正樹氏
『病児保育プラットフォーム「あずかるこちゃん」』
https://ci-inc.co.jp/
「安心して産み育てられる社会を作る」
産後うつ・孤独の解消
働くお母さんが一番困るのは、子供が病気の時
病児保育
通常の保育所では預かれない
全く利用されていない。なぜならば使いづらい。
全部紙、かつ、電話予約
特許取得:前の晩に第1・第2希望で予約、第2確定
翌朝に第1希望空いたら第1にスライド
(めちゃくちゃよい・・・)
・特徴
①施設の部屋と病児のマッチング
隔離対応も上手くできる
(部屋単位で調整できるようにしている)
②オンライン問診
・マネタイズ
利用者は無料。市区町村から金銭をもらう
産官学連携
厚労省と制度設計のディスカッション
保育所とも連携して実現(保育で熱が出たら病児に送れる)
企業の福利厚生夏以降に実現
母子手帳データも活用したい
QA
・突発ビジネス何か有ったときに想起してもらうというアプローチどのようなものを考えているか
1歳の子は年10~20日休んでいる
Lineで想起プッシュ
・市場がニッチ・規制業種なので、今後の事業展開の中で一番悩んでいる点
例えば全面スマホにして紙を排除したら、お母さんが市には紙を書かなきゃいけなくなったので、二度手間。
市区町村との関係でペーパーレスの実現ができないのが辛い。
来年には市区町村と実証実験!
県くくり。広域サービス(市境)提供にあたってICT化を進めるのが相性が良い
再来年には県と実証実験したい!
ビジネス部門、優勝はCI Inc. 代表取締役 園田正樹氏
『病児保育プラットフォーム「あずかるこちゃん」』
おめでとうございます!!
個人的にも、一番ペインに刺さっているプロダクトだなと思いました。「病児と部屋」のマッチングという発想がすごい。今後の展開が楽しみです!