その夢の続きを。
本当に思っているよりも何倍も何十倍も何百倍も何千倍も楽しかったんだ。単独コン。こんなにひきずるとも思っていなかった。なんだ、やれるじゃんって。なんで今までやらなかったんだいって文句言いたくなるくらいにね。
私はSnowManが形になってからしばらく経ってから応援し始めたから、そんな昔は知らないけど、見ている中で感じるんだよ。最近特にね?仲良くなったなあって思うの。目に見えて分かるの。でもそれはただの仲良しじゃなくて、なんていうか繋がったんだろうなって。感じ方の問題だから、言葉にするの難しいんだけど、なんかこう一つになった感じ。精神的繋がり?なんだろうなあ、いい言葉が見つからない。雰囲気がとてもいい。みんなが年齢を重ねてただ単に大人になったってのも大きいと思うんだけど。誰と誰が組み合わさっても心が変な風にざわつかない。いうならば、SnowManがこの6人でSnowManとして生きていく覚悟が固まったって感じかな。
あと、煽り慣れて、煽られ慣れた。(前もどっかで言ったような気がするけれど)うまーく、優しく、時には厳しく、オタクを飼い慣らしてくれたのは紛れもなく6人。こんなに大きな声出すコンサートやるようになるなんてなあってどこ目線だよってしみじみ…そして、ファンもあったかくなったなあって。昔は、なんかこうもっと殺伐としていたような(笑)まだわたしがオタクとして慣れていなかったからそう感じていただけなのか、感じた通りみんなも丸くなったのか。居心地いい場所になっちゃったねえ。
そしてなにより、ほんとうに私たち大事にされているなあって感じたわけです。YouTubeの企画会議を見てて、ファンの人はこんなのが見たいんじゃないか、ファンじゃない人もこういうのなら興味を持ってくれるんじゃないか、って本当にこっち側ファースト。他のグループの企画会議見てないからなんとも言えないし、比べるもんじゃないけど。SnowManは本当に優しいなあって。こんな風にライブも作ったんならそりゃいいものになるに決まってる。でも、やりたいことや魅せたいことが明確に6人の中で共有できているからなのか、6人が本当に楽しそうで、見てるこっちも、楽しいんだろうなあってニコニコしちゃうような。あ、みんなが大事にされてるなって感じることができるようになったからファンも殺伐としなくなったのかな…
一時期はみんなが意識して、目標はデビューと言っているように見えていた。それを恐れずに言えるようになり、ファンもそこを目指していいんだって指標みたいなものになっていた。でも、ここ最近はいつからかあんまり言わなくなって、コンサートでもこれからも応援よろしく、とか、ついて着てねとか、あれ?って、どっかで言ってたよね、デビューだけが全てじゃないかもしれない的なこと。え?もう諦めちゃったの?って。もしかしたら、だれか辞めちゃうかもなあとか、漠然と不安に思ったこともある。6人じゃなくなったSnowManを見ていられるだろうか。と起きてもないそんなことを慮ったこともある。でも、仕事は途切れることはない。何か突破口が欲しいって思っている時に、少年たちが決まり、(ここを話し出すとまたとんでもなく長くなるから割愛)そして色々あり、最近新たなデビュー組の誕生。なんとなく不穏な空気を感じていて、なんか嫌な感じだなーって(個人的にですけど)思っている時に、あのタイミング、あの演出でこんなにはっきりと、諦めてなんかないよ、みんなと僕たちの夢掴むからねって。優しいなあ。頼もしいなあ。
もう少しそばにいてってフレーズが本当に彼ららしいと感じた。いつまでもとか永遠にとか他にも言葉はあったはず。ずっとなんてないことを悟っているようなその一言。これまで、いろんなものや人がいつまでもそこにいる、そこにある、それが当たり前なんかじゃないって彼らは知っている。ずっと続くと思っていたものがある日突然消えてしまう。考えると、簡単に乗り越えられるはずなんてなかっただろうに。だからこそ、もう少しでいいからそばにいてね、って。なんて不器用でまっすぐなんだろう。でも、それがとても彼ららしくて、愛おしく感じる。優しくぎゅっと抱き締めたくなるような。そして最後らへんのラップに、振り返ればほら足跡って部分があって、うわぁ〜ってなった。夏のEXのEDをみて思ったことがそのまんま歌詞になっていた。彼らは、最後の1曲を歌い終えた後、明るい光の差す方へ登って行った。そして優しい顔で振り返る。ここまで進む中で、信じられないくらいしんどいことも悲しいこともあっただろうに、彼らはそれさえも受け入れて「大丈夫だよ」って言っているような。ほら、全部足跡になって道を作っているからっていっているような夏の彼らとこの歌詞が、綺麗にリンクしていた。
もし少し前の彼らなら、この曲は選ばなかったろうなあって。そう思えば思うほど、今までのオリジナル曲もさらに愛おしくなる。そして、この楽曲も大事に大事に思えてくる。
ひかるくんと出会ったきっかけはキスマイさんのSNOW DOMEの約束コン。あの時が人生で初めてのコンサートで、いわゆる天井席だったけど、会場を染めるペンライトに綺麗だなって心の底から感動したのは今でも記憶にある。その時は、バックのJr.として私たちにSNOW DOMEの約束のペンライトの振り付けを教えてくれていた。その時を、彼らとの出会いを思い返させてくれるようなSnowDream。真っ白に染まった会場に、6人のペンライトが光る。Sの文字を描く。あの時はまさかこんな大きな会場で自分たちだけでコンサートやれるようになるなんて思ってもみなかった。でもいつも思うんだよ。まっすぐじゃなくてもいい、ZIG ZAGなその道を、一歩一歩進めば、いつか必ずたどり着くんだなって。幻想じゃなく必ずカタチにしてみせる君たちに勇気をもらうんだ。だから、もう少しそばにいて、夢の続きを見ていたいと思うんだ。あなたたちがもういいよって言うまでそばにいるから。
この数時間でこんだけの女を泣かせといて(言い方)、心中覚悟でそばにいることを覚悟させたんだから(だから言い方)、その夢掴み取るまで見させてもらいます。そして、デビューしてこのSnowDreamのアンサーソングとなる楽曲をもらうか、作るかして、また泣かせてください。その時は、涙で滲んだこの景色さえも愛おしいと思えたこの瞬間が間違いじゃなかったって、夢物語で終わらなかったその軌跡をまた愛おしく思いたい。そしてまた、その先の夢の続きがみたいと思わずにはいられなくなる。