雨はやがて雪へと変わる
さて、あの絶望の日から1ヶ月以上が経過した。
なんかこの1ヶ月でいろんなことを思った。
そこでなんとなく今の時点の思いをまとめておこうと。
まずは、SnowManが大好きだったんだなーってこと。
なんか思ってたよりはるか何倍も重たいくらいに
6人が6人でいる状況が大好きだったんだ。
そこにある差はたった1歳なのに、年長と末っ子の構図がなぜか
しっかりと構築されていて、あの6人が醸し出す雰囲気が大好きだった。
自由奔放なお兄ちゃんもいれば、どっしり構えた時々シュールなお兄ちゃん、照れ屋で恥ずかしがり屋だけどなんだかんだいつもみんなのことを見ていてわかっているお兄ちゃん、優しくふわっとみんなを包み背中を押してくれるお兄ちゃん。そして、ガタイだけは一番なのに中身はかわいい女の子みたいなみんなのことが大好きな弟と頭脳はピカイチだけどどこか抜けてて愛らしいみんなのことを尊敬して止まない弟。
この6人からなるSnowManが大好きだった。
彼らはここまで決して平坦でまっすぐな道を歩いてきた人たちではない。
前身となるグループが消滅し、行くあてもなくなんとなく残された側として活動していたところにSnowManという名前が授けられた。
しかし、そこからここまで来るのにもそれなりに時間がかかった。
でもちゃんとちゃんと着実に、実力をつけて6人も私たちおたくも強くなってここまできたんだ。いろんなことがあった。私はその誕生の瞬間から見ているわけではないけれど、それでもいろんなことがあったなあって。
【いろんなこと】で済ませてしまわなければ、長く長くなってしまうくらいいろんなことがあった。
そして今は、いわゆる最前線の景色を見ることもできる人たちになった。
私たちも、楽しくて優しくってあったかい思い出がたくさんできた。
もうバックを淡々とこなしていた彼らなんて別人だと思ってしまうくらい。
だからこそ、なんで9人にならなければならなかったのかが
さっぱりわからなくて、受け入れるとか受け入れないとか、
どうのこうの言う前になんでその必要性があったのか?ってハナシ。
あの子達は本当に優しい子達だから、「先に進んで待ってるから、ゆっくりでいいからついてきてほしい」なんて言葉をかけてくれる。ちゃんと自分たちで考えて決めたんだって言ってくれる。でもそれって本当なの?ねえ。
6人から生み出される言葉のどれもイマイチで、
なんだか本心じゃない気がして。
ただ信じたくないだけなんじゃないの?って言われたらそれまでなんだけど
なんかこんなことになるくらいなら、6人のまま干された方がよっぽど良かったとか、みんなで事務所を移った方が良かったなとか、そんなことまで考えてしまうほどになった。あと、オタク同士もなんだかギクシャクしてしまっていることも疲れてしまった。
だって本来なら、歌舞伎を引き継いだことも、横アリの単独があることもワクワクして喜ばしくて仕方のないことのはずなんだもん。
でも、この目で9人を見たら、もうそこにまぎれもない事実が誕生してしまったら、もう逃れられない気がして見たくないなーと思ったり(行くけど。)
だからといって、6人のオタクでいることをやめるかといえばそれもすんなりはいかなくて。だって、好きなんだもん。
滝沢歌舞伎ZEROの南座ではじめて6人じゃないSnowManを見た。私の知らない彼らがそこにいると思って身構えて見たけど、私の目にはやっぱり6人しか映らなくて、他の2人に問題があったわけじゃないけど…
どうしても脳は6人を捉えてしまうんだ。無意識の中で。
OPの照に感動したり、おまるさんが可愛くて笑えたり、
次郎吉さんのいない鼠小僧てなんやねんと思っていたけど、
まさか鼠小僧のあとを継ぐというかたちになるとは思いも寄らず。
新橋では水の演出復活するかなって思ってみたり。
でもなんだか思ったよりぼんやりとその風景は過ぎ去ってしまっていた。
そして、最後のWithLoveで、本当に継承されたんだなーって思うと
涙が溢れてきた。
悲しい涙なのか嬉しい涙なのか全っ然自分でもわからなかった。
でも、ここで生まれたSnowManがこの舞台を背負って立つことになるって
こんな喜ばしく誇らしい未来があって嬉しいはずなのに100%で喜べない。
なんてこった。
そんなこんなで、あの発表当初と比べて何か心境の変化があったかと言われるとないかもしれない(笑)
だって好きなんだもん。6人が。どうすることもできないくらいに好きなんだもん。そして9人は好きじゃない。
未だにこれは期間限定なんじゃないかとか、3人はただの留学生とか思ってみてるけど、そうであれば早く解消しろよとさえも思うけど、3人は確かに何にも悪くないからなんともいえない気持ちになって。の繰り返し。
これから先の未来が、明るい方向へ向かうと信じて、今日も今日とてオタクとして生きているのだから、兎にも角にもSnowManよ幸せになってくれよ。
そしていつか、あんなこともあってあの頃は荒れてたねぇって
縁側でお茶でもすすりながら想い出話に花開かせようぜ。まじで。
その時は笑っていたい。でもまずは、6人の笑った顔が見たい。
大丈夫、俺たち楽しいよ?だからほらこっちおいで?
くらいのものを見せてほしい。
いろんなところに笑顔の輪が広がりますように。
幸せになってほしいだけなんだけどなあ。難しいなあオタクって。
そして歌舞伎を見ても結局こんな感じにしかならなかったけど、
横アリ単独を見てどうなるかは乞うご期待だと思う自分でも。