Tableau Desktop Public と Silicon Mac
はじめに
macOSのDeveloper Betaをインストールしている環境下ですので再現性を伴わない可能性を十分考慮の上、以下の内容は参考程度にとどめてください。
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はじめまして、DATA Saber - Bridge 3rd挑戦中の㊪です。
Tableauを知るキッカケ
業務ソフト(App)のMac市場
Tableau Desktop Public Edition
Tableauには、Mac版がある。
これだけでもありがたいのに、
その上で Intel Mac / Silicon Mac いづれのモデルに対してもリリースされている。
Intel Macとは
Silicon Macとは
Intel版とSilicon版は見た目は同じでもスペックの違いだけではなく、
内部的にも全く異なる構造(x86ベース / ARMベース)となっており、
Mac向けのAppというだけでは使用の可否が分かれる場面がある。
おいそれとMac対応を謳ってしまうとリソースが倍になる恐れがある背景からメーカーも簡単には踏み込めない実情があるのは想像に難くない。
「 Tableauには、Mac版がある。」
この事実からも、全社的にデータドリブン文化の醸成・浸透を解決可能な課題として捉えており、何より本気なのだと伝わってくる。
Silicon Mac環境におけるTableau Desktop Public Edition
画像は公式のTableau Desktop Public Editionダウンロードページですが、
Silicon Mac環境の私は迷わずMac (Apple Silicon)版のAppをインストールして使用しています。
環境に最適化されたAppが使えると、パフォーマンスにも期待できるからです。
しかし残念ながら、数日間つかってみた感想としては少なくとも私の現環境(Seqoia 15.2 Beta)において、お世辞にも安定しているとは言えません。
(※ちゃんと動くには動く)
・立ち上げてるだけでいつの間にか静かに終了している
・データ読み込み時にクラッシュしやすい
・特に重い作業はしていないが唐突にクラッシュする
・クラッシュ後の復帰(自動保存)ポイントの精度にムラがある
・エラーコードの内容と違和感のある挙動とが不一致
といったような、どうも最適化が上手くいっていない時の挙動に感じられた為、OSのバージョン問題や常駐系の相性などよりはSilicon Mac環境特有の不具合を疑っていました。
また、現在KTさんの動画を繰り返し拝見してるわけですが、
その動画内で使用されているMacは収録日を考えるとIntel Macと考えられ
長いライブ収録でもAppクラッシュなどはほぼ起きていないことから、より確信()に近づいていたところでもありました。
その中で、同じ状態に陥っている人が見つかればと軽い気持ちでtweetしてみたところ、まさにほぼ同様の事象があることを教えていただいたので、
試しにMac (Intel)版のAppをインストールしてみました。
インストール後、Appを立ち上げから3時間ほどバックグラウンドで放置しながら別作業をしていましたが、確認してみたら無事立ち上がったままでした。
また、急遽そこから今この記事を書いていますが直前のSSを撮るまでの間も現時点でも立ち上がったままです。
挙動としてもサクサクのままでメモリも非常に落ち着いています。
お悩みの方は
Mac (Apple Silicon)版は2024年7月よりリリース開始と、日も浅く、
開発および最適化はまだこれから進むものだと思います。
もし現在Mac (Apple Silicon)版で何か困った挙動などがある場合は、
Mac (Intel)版のインストールを試してみると良い結果が得られる可能性も。
(※自己責任で)
ではまた!