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ベリーダンスがわたしの心を捉えて離さない理由


こんにちは。ひかりです。

おっかなびっくり初投稿、お目を通してくださいましたみなさまありがとうございます。

えいやで思い切って書いたものを読んでくださってこんな嬉しいことはありません。

おそらく順序でいったら次は自己紹介を書くべきなんだろうなと思いつつ、
先週末とあるベリーダンスのショーを観て、「ベリーダンスってやっぱり素晴らしい!!!」と改めて感激したので、今朝はベリーダンスの魅力を語りたいと思います。

1. こんなにその人の内面を映し出すダンスはないと思う

ベリーダンスを始めてすぐの頃、友人のベリーダンス教室の発表会を見に行ったのですが、その時驚いたのが、

  • 若くて(おそらく20代)細くて綺麗な顔立ち、でも自信なさげ

  • 推定40-50代のお姉様(とはいえベリーダンサーって年齢不詳なのでアラ還だったかも)、お腹でっぷり、でも自信たっぷりで楽しそう

後者の方が美しく見えたという点です。
ベリーダンスの衣装って露出が高いので、若くて細ければその分美しく見えると思っていましたし、実際静止状態であればそうなのでしょうが、
積み重ねてきた人生の重みや深みを表現することがこんなに美しいなんて知りませんでした。
と同時に、歳を重ねることが有利になるという点に非常に魅力を感じました。

ベリーダンスではなぜそれが可能になるかというと、

2. いろいろな良さを内包するおおらかさがある

からではないかと考えています。
いわゆるベリーダンスって世界最古のダンスとよく言われているのですが、ジャンルやスタイルがかなり多種に分かれています。
いろいろな国や地域の文化の要素を取り入れながら世界各地に広がっていった結果ではないかと思いますが、それは絶対にこのスタイルじゃないとNG!という制限を設けず、おおらかに、柔軟に門戸を開いてきた証だと思います。
だからこそ、ちょっと太っていたり、歳を重ねていたり、通常だったらハンデになるような特徴も、「良さ」として活かすことができるのではないでしょうか。

3. 踊ること=生きること

そしてなぜこんなにおおらかに、いろんな人へ門戸が開かれているかというと、踊ることがあまりに当たり前に生活の一部として組み込まれているからではないかと思います。
アラブ人のジョークを一つ紹介します。

もし5人集まれば・・・・
・アメリカ人は・・・競争する
・フランス人は・・・同時にしゃべりだす。
・イタリア人は・・・着ている服について話す。
〜中略〜
・アラブ人は・・・4人が手をたたいて、残りの一人が踊る。
・日本人は・・・5人集まるのは無理。なぜなら、少なくとも3人は忙しいから。

モクタリ・ダヴィッド『イラン・ジョーク集』p.67より

アラブ諸国ではベリーダンスが広く踊られていますが、その理由がうなずける内容です。最後の日本人の描写については、失笑しつつ鋭いなと感心しちゃいますが、逆にいうと国民性を揶揄するようなジョークにおいて取り上げられるくらい、アラブ人は踊りまくっているということなのではないかと思います。

生活において当たり前に存在するからこそ、いろいろなアレンジもされうる。お料理も、毎日のことだからオリジナルレシピができあがったりしますよね。
そんなふうに生きることとほぼ同義で存在するベリーダンスが、とても素晴らしい存在なのではないかと思っています。


ここまでお読みいただきありがとうございました!
次回は自己紹介など書けたらと思っています。


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