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八田エミリちゃんが好き

みなさ~ん、メイク楽しんでますか💄💞

私は「メイクって本当に最高!」と「こんなちまちましたことやってられっかよ!」のビッグウェーブを、なんとか乗りこなしながら過ごしています。

高校まではメイク禁止の学校だったので、公に解禁されたのは18歳のとき。周りの友達ががっつりメイクしだすのを横目に、メイクする時間があったら寝てたいし、本とか読んだ方が絶対ためになる、と本気で思っていました。

「なんで女の人だけメイクしなきゃなんないんだ」と、通っていた女子大でかじったジェンダー論を引き合いに、よく友達に愚痴を聞いてもらっていたのを思い出します。なので最近メンズメイクが盛り上がっているのをはたから見て、内心で「いいぞ、もっとやれ」と思っています。

今では私も普通にメイクをするようになりました。18歳の頑固な私も、ドラッグストアで見かける化粧品のパッケージの可愛さには抗えず、好きな女優さんが広告に使われていてノックアウトされたのをきっかけに、本格的にメイクを始めました。

そうして実際に化粧品を使ううち、化粧することで自分の顔が変わっていく楽しさや、化粧品の性能の良さを実感するようになりました。今の私にとってメイクは「”自分が”楽しいからやるもの」です。

メイクって本当にすごい。星の数ほど存在する化粧品の中から、自分に合ったものを見つけ出して、TPOやら季節感やらを考慮してその日使うものを選ぶ。塗る場所が一ミリずれただけで大騒ぎ。毎日毎日、塗っては落とし、塗っては落とし。

朝の短い時間でささっと済ませないといけなかったり、一日中活動しても、汗やこすれに耐えられる耐久性が求められたり。それでいて、なにも塗ってないかのような自然な仕上がりじゃなきゃいけなかったり。

そんな欲張りなニーズに応えてくれる化粧品メーカーの企業努力もすごい。これっぽっちでこの値段!?なんて言ってはいけません。人差し指と親指で作った円くらいの大きさで3千円とかざらです。でもそれを私は喜んで自分の手元に迎え入れます。だってかわいいから。

化粧のモチベーションって、どう保てばいいのだろう。私は「課金すること」で保っているかもしれません。1つ500円前後のプチプラコスメで事足りるところ、仕上がりが一段上の、洗練されたパッケージデザインのお高いコスメを買ってしまう。

「あの金額をかけたんだから、使わないともったいない」と言い聞かせてなんとか自分を鏡の前に座らせて、塗ったあとの「やっぱり高いものは違うわあ~」という気持ちで自分を満足させる。

でもそれだけだと、お財布とのバランスが取れなくなるわけです。そんな私を支えてくれているのが、Youtuberの八田エミリさん。メイクや美容、ファッションについての動画をたくさん上げています。

まずサムネがいつも美しすぎるんですが、当然好きなポイントはそこだけではないわけで。

美しさを保つために日ごろから努力されているのは、筋トレや美容の動画を見ればわかります。メイクの研究もものすごくされていて、紹介しているアイテムやテクニックが全部とてもいい。

そしてなにより、メイクを心から楽しんでいるんだな、というのが本当によく伝わってきます。なんというか、語尾にハートが付いてるんだけど、それが押しつけがましくないというか。友達と一緒に「かわいい~」って言いまくりながら、お互いが持っているコスメを交換しつつメイクしてるような、そんな気持ちになれます。

とくに1分34秒あたりのコンシーラー塗るとこの「ポンッ!ポンッ!」ていう効果音とか。4分くらいから、職人技みたいな精巧さでアイシャドウを塗っていき、一つ塗るごとに印象が変わっていく感じとか。あとは6分45秒の「ビューラーあげてこー。ビューラーやる瞬間、一番好きー」って言いながらまつ毛上げてるとことか。

編集の仕方を見ても、メイクのやり方の説明が分かりやすくて丁寧で、塗っている手元に寄ってじっくり見せてくれるので、とても分かりやすい。動画内でアイテムの情報も詳しく書いてあるので、真似しやすいです。

最近では美容系のYoutuberの方がたくさん活躍されていて、分かりやすくて有益な情報が得られる動画がたくさんあります。でも、その中でも八田エミリさんの動画が好きなのは、やっぱりメイクすること自体を楽しそうに伝えてくれるから。

どのYoutuberさんもそれぞれ工夫されていて、メイクが本当に上手で、しっかりリサーチをして動画を作っていて、勉強になることばかり。でも、コスメのレビューやメイクのコツを、割と淡々と話す方が多いのかなと感じます。

私はそれだけではメイクを楽しめない。「う~んやっぱりいっぱい考えることあって難しそう……」という気持ちになっちゃう。すぐモチベーションの大波に飲み込まれて、メイクなんてどうでもよくなってしまう。

ファンデーション塗った後に「わあ♡お肌がすべすべになった~♡」とか、チーク塗ったときに「ん~♡ぽわぽわほっぺ~♡」とか思えないと、やる意義を見出せない。

メイクは義務だと割り切ってやるもの、と捉えている人も多いのかもしれません。メイクは身だしなみだから、と。

メイクは単なる身だしなみなだけでなく、その大変さに見合うだけの、たくさんのメリットもあります。金メダルを目指してアスリートが練習する。研究成果を得るために、研究者が調査や実験を繰り返す。それと似ているのかもしれません。私も割り切って、もっと大人にならないといけないのかもしれないな。

30近くなって、私もすっぴんで出かけられる範囲がだんだんと狭くなってきました。でも「メイクするなら寝てたい」と思う18歳の私も、まだ私の中で根強く生きている。

八田エミリちゃんの笑顔と「めっちゃいいかんじ~💖」「はーーー!かわいーー!✨」「あはー!🌷」みたいな自然体なリアクションが、18歳の私をおとなしく鏡の前に座らせてくれるのです。

これからも応援してます🫶

コンビニでクエン酸の飲み物を買って飲みます