O(お仕事したくない)L(レディ)、台湾へ行く①
O(お仕事したくないから長期休みめっちゃ好き)L(レディ)、略してOLです。今年も10日弱遅めの夏休みをゲットし、手始めに台湾にいってきましたのでそのお話をします。
台湾で飲んだコーヒー。ブラックかと思ったらめちゃくちゃ甘くて騙された。
■台湾めっちゃあったかい
台湾はほぼ中央部(嘉義県付近)を北回帰線が通っており、北部が亜熱帯、南部が熱帯に属している。そのため、北部は夏季を除けば比較的気温が低いのに対し、南部は冬季を除けば気温が30度(摂氏)を超えることが多くなっている(wikiより)
とのことで、11月に台湾に旅立った時、現地は25度近く「夏、おまえまだここにいたんか」って感じでした。東京からいなくなったと思ったら3時間ほど離れたところにとどまっていたのね、夏。一緒に行った友達は長野からやってきたので、なおさら季節感が狂ったと思う。
旅の間はとてもいい天気だった。
日が暮れて風が出てくると途端に涼しくなり、夜市に繰り出すのにはちょうどいい気候になったので、ホテルで落ち着いた後にさっそく街へ飛び出しました。
■台湾のごはんめっちゃおいしい
ホテルから徒歩圏内の寧夏夜市に来ました。
入口には夏祭りの出店みたいな、おもちゃや雑貨がわんさか並んだ露店が待ち構えていて、ルールがよくわからない当てものやピコピコ動くゲームにお客さんが並んでいた。
歩いているとすぐに屋台の群れの中に自然と入っていくことになるんだけど、狭い道にぎっちりと客が詰め寄せて歩くので、何を食べるのか決めるのがちょっと一苦労でした。おいしそうなものから見たことがないものまでいろんなものが溢れていて、どこから手を付けていいかわからなかったのもある。
とりあえず一番端まで一通り歩いた後、市場の末端にあったジュース屋さんでレモンジュース(果肉がたっぷり入っていたぶん種もちらほら入っててその雑さがチャーミングだった)を手に入れ、酸っぱさで元気をチャージしながら再度屋台に向かってのしのし歩きました。
ずっとがやがやとしていて楽しい。
ごはんがたべたい!と指差しとへたくそな謝謝を駆使して食べた鶏肉飯。
やわらかめに炊いてあるご飯自体にも味が付いていたような気がするし、細かく裂いた鶏肉の上にニンニクなどが効いたタレがかかっていた。
量がちょうどいい感じ。きっと夜市でご飯を食べる人たちは、あちこち渡り歩いて一通りごはんからおかず、デザートまでを食べるんだろうなと思った。
というわけで次に小籠包を食べました。
おそらく家族で経営しているのだろうこの屋台では、端っこでこのおうちのお嬢さんと思しき女の子がジャージ姿でせっせと餡を包んでおり、それをはしからお兄さんらしい人が蒸しては客に供するというのを延々繰り返していた。毎日やっているんだろうなあ、というような、特段感慨もなさそうな顔で作業をしている女の子がよかった。衛生観念なにするものぞ、みたいな調理環境もおおざっぱでいい。
この辺でお腹がちょっとくちくなりはじめてきていたんだけど、それはそれとして甘いものも欲しい。
豆花食べたいよね~とふらふらしていたジャパニーズ観光客2人連れは呼び込みやすそうに見えたんだろう、笑顔が強いおばあちゃんに手招きされて座ったところで、あったかい豆花を食べました。これがとってもおいしかった!
夜の肌寒さにあったかい豆花のしみること……。
このピーナッツを甘く煮たものがおいしい。
うすうく削いだ豆腐?部分が甘さ控えめでほっとする。この一杯をふたりでわけてちょうどよい感じでした。
あとこれは特筆しておきたいんだけど、泊まったホテルがとても居心地がよかった!
ひたすらチルアウトできる快適な寝床を旅のひとときに手に入れることができてハッピーでした。お土産に持って帰ることができるビーチサンダルがかわいい。
ホテルでは、部屋にBluetoothのスピーカーがついていたので、友達と各々最近聞いている曲を流して、好き~とかいいねえ~とか言い合って過ごした。
修学旅行でいつまでも寝ないでずっとおしゃべりをする楽しさが忘れられなくて、その延長で台湾に来たのかもしれない。
今回の旅を思うとき、必ず頭の中に流れだす曲を聴きながらいったんおしまいにします(出発前夜にNetflixで見た世界のストリートグルメ台湾編で使用されてた)。
次回はバスで九份に行ったり、台湾のおしゃれ本屋の紙雑貨にヒイヒイ言わされたりした話をしたいです。