祝祭の宴は
言葉になど、しない方が良い。
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2022.08.28. UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 kaleido proud fiesta @名古屋国際会議場
今回もウワ〜〜最高〜〜〜〜!!!!しか言えなくなって帰ってきたんですけど、このnoteも要約するとそういうことなんですけど、今回に関してはわたしがやらかしたポカによりウワ〜〜度が増幅したので、そのウワ〜〜度増幅の件も記録しておくために筆を取りました。ほんっとに今夜のライブも最高ですわ〜!!!!でした。はい。
では、以下言い訳です。気になるかたはお付き合いください。
※若干セトリバレがあります。
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まずは、わたしがやらかしたポカを発表しますね。
\ドゥルルルルルル〜、ダン!/
タイバニ1期&映画を走りました(ツイキャスで)〜!!
タイバニのツイキャス配信のスケジュールってこうだったんですよ。
・1期一挙:8/6~8/20
・The Beginning&The Rising:8/27~9/10
わたしはまず8/6に始まった1期の方を1日2~3時間ずつくらいで見て、8/13に完走しました(真っ先に思ったのは「リアタイ勢24~25の1週間この地獄を耐えたの……??怖……」です)。そしてそのマラソンの2日目くらいから(当然と言えば当然だけど)サブリミナルオリオンによりPopulus Populusブームが訪れ、1日1回はこのアルバムを周回しないと落ち着かない身体にさせられてしまいます。また、タイバニという作品を見るとわかるI wanna believe,夜を行くに意図的に仕込まれた空耳アワーにも情緒が同時に打ちのめされ、B面アルバムも3日に1回は聴かないと落ち着かない身体になりました。
つまりPopulus PopulusとB面に首根っこ掴まれてるわけです。フラグですね。
そしてタイバニと上記2作のアルバムに首根っこ掴まれたまま(なんならまばたきの途中FIRST TAKEでさらに首は絞まった)迎えた8/23、5日前だー、と突如ライブに行くことを天啓のように思い出しチケットを発券すると、なんとまあお席がよろしい。
自慢じゃないけどわたし1人でユニゾンのライブ取ると大体整番も座席も良くないし、今回は直前に行ったライブことぱとべじでヤバい引きをしたのもあったので、その反動と過去の統計から「今回の会場規模(3階まである)ならFC先行でも2階くらい飛ぶじゃろはっは」と余裕ぶっこいてたんですよ。今思えば「余裕とは?」なんですが余裕は余裕です。でも蓋を開けたら全然そんなことなくて一旦挙動不審になりました。そんなことある……?(あった)
で、「えっ1階じゃんどうしよう……」とソワソワしながら迎えた8/27に、わたしはあれを思い出します。あれです。
劇場版のツイキャス放送です。
思い出しちゃったら見るよね。
Beginningは開始に間に合わず最初を見れなかったのでこれからなのですが、Risingはしっかり最初から見たので、harmonized finaleもしっかり聴きます。映画の主題歌っていいですよね。エンドロール大好きオタク。
そしてツイキャスを閉じると同時に我に返ります。
「明日、わたし、このバンドのライブいく……????」
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さて、このツアー参加した方は分かると思うんですが1曲目、harmonized finaleです。このタイミングなのでRising脳にならないでいられるわけがないし、ここから2期&kpfへの8年に思いを馳せないでいられるわけもない。
しかもharmonizedは薄幕(?)を降ろしたまま演奏されるので、観客は基本的に3人の影を見ることになります。(わたしはステージに対して角度のついた席だったので照明の都合で向こう側にうっすら本人たち見えたけど、見せたいのは影だと思う)
そしてステージには星座や星空というものを明らかに想起させる照明が施されていて、後半にこれがめちゃくちゃ活躍するんですが、この曲でも1番美味しいところで点きます。この演出は単純にharmonizedのMV大好きオタク(MV観れるBlu-ray持っていながらMVデータも買わせて頂いている)としても「ちくしょうしてやられたぜ!!!!」とうなるポイントなのですが、シュテルンビルトってドイツ語で星座なんですってね(Sternbild)。
いやこれ無理じゃん??????????
うまく言葉にできないんだけど、というか説明して分かってもらえるとは思ってないんだけど、あまりにも演出が粋。勝手にわかるボタン10,000回押した。タイバニ履修してきてよかった、けど絶対タイミングは昨日じゃなかった(オーバーキル)。
その後にもPopulus Populus廃人になった人を狙いに来ています……??という選曲があったり、2019年の祝祭イヤーを思い出す曲がいくつも入ってきたり、それこそナノサイズ以外のB面曲があったり、2020年7月15日のあの配信ライブのキーになっていた曲があったりしたので、もう情緒は大変どんからがっしゃん喧騒パレード。祝祭の名にふさわしいライブをシングルツアーでしれっとやってやがる何このバンド怖い。そりゃライブ日程に7/24あったけど誰もそこまでやれと言ってないんです。ちょっと待ってください。
そしてなんといっても終盤ですね。harmonizedを1曲目にやった時点で「これは……やりますね……」と察知したオリオンなぞってからかくしてストーリー始めるやつね。分かってたのにビエエエエエエってなりました。知ってるよそれを輝かせるにはそういうことするって知ってたよ!! 知ってたけどさぁ!!!!
しかもさ、かくして始まった時に降りてくるセットがさ、アレなんですよ「字数が(ほぼ)一緒」なんですよ。タイトル作った時そこまで計算してたんと違うかと思ったらもう震え上がってテンション最高潮通り越して無重力だったよね。ほんとにちょっと待ってくれない?? どこまでこっちを狂わせてくれれば気が済むの????
それと、今回はMCが本当に一言もなくて、それもわたしがとち狂うポイントでした。本編に何も喋らないのは何度も見てきたんだけど、それでもアンコールのちょっとの隙間にその土地について話すくらいはしてたのに、今回はそれすらなくて。
それがめっちゃ爽快だったんですよね。
言葉にするのは野暮になるとはそういうことか、だからアンコールにシュガビタやったんかと腑に落ちたのもそうだし(※これは個人の解釈です)、わたし個人がインストセッションとか継ぎ目なく曲を続けるギミックが大好きなので、その点でもとても満足したし。あまりに良すぎて終演後に物販行って、ポストカード欲しさに田淵さんがお召しになっていたTシャツ買っちゃったし。
「これだからユニゾンのライブだけは行くのやめられねえんだよな〜!」って思うポイントが全て詰め込まれた最強のライブを、わたしの勝手な感情ブースト付きで目の当たりにして、まあ正気でいられるわけがなく、家帰って踊りながらうどん茹でてました。火を使うときは冷静になろうね!
ついでに言うと、夜風に当たりながら金山まで歩いたのはまさに『祭囃子のその後で 昂ったままの人 泣き出してしまう人 多分同じだろう でも言葉にしようものなら 稚拙が極まれり』そのままの状況だったし、ホクト文化ホール(長野市)から長野駅に帰る歩き道とも雰囲気がちょっと似てたものだから、ただ道歩いてるだけで感情が大変でした。この道よく一緒に歩いてくれた友人と9月にライブ行く〜!!!!ウワ〜〜〜〜!!!!
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そして翌日。
会場で配布してたリーフレットを初めて開き、中身を見て五体投地しました。
現地で開かなくてよかったです……こういうことなんも言わずにやってくるのほんと…………。わざわざ名刺サイズのカードも作って袋詰めするのお金かかるのに(袋詰め作業バイトしたことあるけど地味に大変)よくやるなぁなんて思ってたけどちゃんと意味あった……。