🦉

“事件ならとっくに起きてる。”

『Catcher In The Spy』/UNISON SQUARE GARDEN

めっっっっっちゃくちゃ大好きな作品。
好きに順位をつけられない鳥なので、たとえばユニゾンの楽曲を全曲ソートしてみよう! みたいな企画があったら途中でわたしがつらくなって挫折すること間違いなしなんですが、それでもこのアルバムだけはなんか特別な存在で。
だからといってここに収録された曲が他の楽曲より好きかと問われるとそれは違う!! 全部好き!! となるので面倒くさい鳥です。だいじょうぶです、面倒くさいオタクであることは嫌というほど自覚しています。

『harmonized finale』と『桜のあと(all quarters lead to the?)』は曲のみならずMVも好きすぎて買いました。ちょろい。

このアルバムの最後に収録されている『黄昏インザスパイ』に、わたしは何度救われたかわかりません。いや現在進行形で救われていますね。世に出してくれてありがとうございます。ほんとうに。

……こんなこと言い出すと「いやあの曲も」「待てこの曲も」とかなって結局全部に救われてるんだが?? となるしまぁ全曲に救けられてるってそれは事実なんですけど、ほんとうになんかこの曲だけは特別枠になっているなと感じていて。だからプログラム15thで、大阪で、あの夕暮れ時の時間帯にこれを聴けてもうほんとうに泣くかと思った。いや泣いてた。

このアルバムがめちゃくちゃ大好きな理由は、おそらくだけど、音がめちゃくちゃゴリゴリのロックバンドだから、だと思う。1曲目の『サイレンインザスパイ』からしてもうめっっちゃかっこいい。音が重い。最高。
それからアルバムの展開、物語みたいなものもすごい好き。
『サイレンインザスパイ』の重いのから始まって、『シューゲイザースピーカー』『桜のあと(all quartets lead to the?)』と明るく? 軽く? なったと思ったら『蒙昧termination』でまた揺り戻すみたいな。そういう曲の配置がいちいち全て好き。ツボ。
もちろんほかのアルバムでも曲順とかそういうのまで好きで聴いてるし、その順番まで楽しみたいからプレイリストを作れない病気にかかっているんですが(笑)、最初にその順序に心を奪われている! と自覚したのがこのアルバムだった。この作品がめちゃくちゃ大好きで特別枠になっているのは、その思い出補正もきっとあります。

CITSはめちゃかっこよくていいアルバムです!! ジャケットのフクロウもかっこいい!!

追記:冒頭文はCDの帯のコピーを引用しております。

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