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お酒が飲めない私が、上司の「管理職になりたいなら飲み会!」という謎理論と向き合った話

みなさん、こんにちは。今日は私の実体験をもとに、会社での「当たり前」に疑問を投げかけた話をしたいと思います。

「飲めない」のは、罪なのか?

私にはある「特殊?能力」があります。それは、お酒が一滴も飲めないこと。
アルコールを受け付けない体質というのは、実は珍しくありません。でも、日本の会社では時として、この「飲めない」という事実が、まるで重大な欠陥であるかのように扱われることがあるんです。

上司A氏、現る

数年前のある日の1on1。いつもの業務報告が一通り終わったところで、上司A氏が切り出しました。

「君さ、将来管理職目指すなら、飲み会に参加したほうがいいよ」

私の中で、時が止まりました。

頭の中では様々な疑問が渦巻きます。

  • なぜ飲み会が管理職への近道に?

  • そもそも、人の悪口や噂話ばかりの飲み会に価値はあるの?

  • これって、もしかして...パワハラ?

心の中の「もやもや」との向き合い方

悩んだ末、かつての上司で今でも心から信頼している方に相談しました。その方からのアドバイスは意外にもシンプル。

「パワハラの可能性はあるね。部長に相談してみたら?」
※弊社では管理職が下から課長→部長→本部長…となっています。

ただそれだけの言葉が、モヤモヤした気持ちを整理する きっかけをくれました。

部長との対話 —— 皮肉な「解決」

部長との面談。私の話を聞いた部長は、こう言いました。

「A氏とは長いつきあいだからわかるんだけど、悪意があったわけじゃないと思うよ。きっと『いろんな人に顔を売ったら?』という意味だったんじゃないかな...でも、一応注意はしておくよ」

(ああ、つまり「悪意はないから、許してあげて」ってことですか。素晴らしい「上司の擁護」ですね)

本当に注意したのかどうかは謎のままですが、不思議なことに、それ以来、飲み会の強要はなくなりました。

この経験から学んだこと

  1. 「当たり前」を疑う勇気を持つ
    会社の文化や慣習も、時には見直す必要があります。

  2. 適切なルートで声を上げる
    社内ではハラスメントの相談窓口もありましたが、まずは身近な上司に相談するという選択も、時には有効です。

  3. 自分の時間を大切にする権利
    この件以来、私は定時で帰宅し、自分の趣味や好きなことに時間を使うようになりました。それは、れっきとした「権利」なのです。

おわりに

会社では、時として理不尽な「常識」と向き合わなければなりません。でも、その「常識」を受け入れるか否かを決めるのは、結局のところ私たち自身なんです。

飲み会が嫌いな人、飲めない人、そんな人たちが管理職になれないなんて、どこにも書いていません。

大切なのは、自分の信念を持ち、必要なときには声を上げる勇気。 そして、自分の人生の主人公は、他でもない自分自身だということを忘れないこと。

それでは、また会いましょう。
帰り道に寄ったカフェで、好きなロイヤルミルクティを飲みながら。

#仕事 #上司 #キャリア #会社生活 #アルハラ


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