ハレー彗星の大接近のような
別部署であった話。
人海戦術をとるとあるプロジェクトに派遣会社から呼んできたスタッフさん(50代女性)がいて、「電話取って要件解決しないでいいので連絡先と名前だけ聞きとって『また担当から折り返します』って言ってください」と初日にお願いしたら「私そういのはできません!」と言われて1週間で突然いなくなった、という。
私の会社にはそういう事例がたまにあるんだけど、そういうときに思い浮かぶイメージは、75年に一回のハレー彗星の大接近。
基本すれ違うことのないくだんの50代女性と自分とが、なにの因果がすれ違い、そのままお互い何の影響も与えずに去っていくみたいなイメージがして、この世のデカさと宇宙のデカさみたいなものを感じてしまうのである。