【読書】「三体」読んだ
転職して読書する余裕ができたので三体123を読破した。
まず、表紙が超かっこいいよな〜。
以下、ネタバレする気はないけどネタバレになったら申し訳ないので一応区切る。
まず、入りが文化大革命なんだけど中国の小説でそこから書いていいの!?という驚き。
あとがきにもあるが、中国版は順番が違うらしい。ただ、それは検閲がどうこうではなく商業的な理由だったらしい。
いま中国ってそうなのか〜という衝撃があった。
一本の小説ということになっているが、123の3部に分かれており、それぞれはほぼ別モノと感じた。こんだけ長いのにテンションを保って読み続けられた時点でよくできていると思う。
全編、毎回毎回びっくりさせられる仕掛けとスケールのデカさ、そして「なんか詳しくはわからんけどわかるぞその理屈!」「てことは地球ヤバいやんけ!」とさせられる圧倒的な説得力が素晴らしかった。
一番好きなのは2の黒暗森林。2の史強というキャラクターが好き。(脳内で逆裁のイトノコ刑事をキレキレにした感じでイメージして読んだ)
3はキャラクターがあんまりハマらなかったのと仕掛けの説得力がイマイチだったので、 それまでのお付き合いで若干惰性気味だったかな。それでも楽しく読んだ。
めちゃくちゃ長いので絶対読んだほうがいいとは言わないけどおすすめします。
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