給水装置 私の勉強法
2020年実施の給水装置工事主任技術者試験(=給水装置)にて合格しました。資格取得にあたり、自分自身の勉強法や教材活用法をこの記事にまとめました。
独学で挑まれる方への参考になれば幸いです。
試験結果
令和2年度
申込者数13,418 受験者数11,238 合格者数4,889 合格率43.5%
給水装置は1級管工事や建築設備士とは違い、日建学院等のコメントは発表されていません。また、消防設備士のように何%得点したか等を示してくれるわけでもないです。シンプルに合否のみの通知でした。
自己採点結果は下記の通り。1級管工事を取得済みなので、午後の試験(学科試験2)の免除を利用しました。
各部門ごとに足切りの点数があり、どれか一つの部門を落としても不合格となります。なので自己採点時も「水道行政やばいかもな…」とつぶやいてます。
※採点にあたり参考にさせていただいた情報。ありがとうございます。
スケジュール感・前提資格
私の場合、おおよそのスケジュールはこんな感じでした。
・建築設備士を直前に受験
・習慣が消えないうちにその後の勢いで受験
・下調べの結果、50時間を勉強時間の目安とした
・平日だけ勉強、休日は平日にできなかった時と直前期だけと割り切った
→1か月半かけて問題集に取り掛かった(平日1日1.5時間程度)
建築設備士の試験が8月後半にあり、それを終えてから取り掛かりました。自分の場合は1級管工事を取得済だったので試験の一部免除を使うことができ、それもあって勉強時間はやや短めにとっています。
費用
教材費、試験手数料、申込必要書類の準備、会場までの交通費等を含めてこのくらいです。私の場合、教材は1冊のみ使用したので安上がりでした。
私の場合は地方からの受験だったので、やや交通費がかさみました。
使用教材
問題集、公式が出している過去問、ネット有志による問題サイト、を使わせてもらいました。実際に購入した教材は1冊のみでした。
この教材は各分野に対してテキストがあり、章の終わりに詳細な解説付きの実践問題が付いています。教科書やテキストっぽい部分が多いので、やり始めた当初は問題数が少なく感じましたが、これだけでも十分かと思います。
理論とか方程式みたいなものは根本を理解するのにテキスト読んだほうが分かりやすいですが、暗記がメインになってくるとひたすら過去問を解いて詳細な解答を見て覚えるほうが良い気がします。
この書籍を読んで問題解いてを繰り返し、100%とれるようにしたあと、実際の過去問や問題サイトを用いるくらいでよいと思います。
直前になってからは公式の過去問を解いてみたり、有志の問題集サイトを利用したりして理解度チェックをしました。弱い分野を重点的に復習して、理解度チェックをして…の繰り返しです。
勉強法
今回も一級管工事のときと同じく、問題を解いて、正解なら2ポイント、不正解なら0ポイント、正解していても選択肢の理解が完璧でないものは1ポイントとしてエクセルに記入しました。
・○:2ポイント △:1ポイント ×:0ポイント
・1周目、2周目は全問そのままのルールで解いていきます。
・3周目は2ポイント連続で取れているものは省いて解いていきます。
・4周目は今までで3ポイント未満の問題だけ解いていきます。
1級管工事の記事でも書いてますが、1週目2周目は全然進まなくて気持ちがつらくなってくるので、進捗をエクセルとかメモにまとめておくのは精神的に良いです。
参考になるサイト
使用教材だとか、おおよその学習時間を把握するために読ませてもらいました。試験の一部免除を用いない方は、こちらを参考にしてみてください。
あとがき
実際の解き方や覚え方ってかなり人それぞれだと思うので、その一例として上記のやり方が参考になればいいなと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。質問等あれば追記していきますので、ご連絡お願いいたします。