消防設備士(甲種1類)私の勉強法
消防設備士(甲種1類)を取得するにあたって、自分自身の勉強法や教材活用法をこの記事にまとめました。
※全体の概要については以前の記事でも簡単にまとめてあるので、気になる方はそちらの記事も読んでください。
まずは私の試験成績からです。
試験成績
筆記で9割弱取れました。実技に自信がなかったので不安でしたが、結果そこそこ取れたなという印象です。
スケジュール感・前提資格
私の場合、おおよそのスケジュールはこんな感じでした。
・1級管工事試験を直前に受験
・習慣が消えないうちにその後の勢いで受験
・下調べの結果、100時間を勉強時間の目安とした
・平日だけ勉強、休日は平日にできなかった時と直前期だけと割り切った
→3か月かけて問題集等に取り掛かった(平日1日1.5時間程度)
実際には年に何回も試験があるので、他の資格取得のタイミングでぽっかり空いた穴を埋める感じで受験できます。自分は1級管工事を受け終わる時期に丁度よかったのでこの時期になりました。(消防設備士の試験時期は下記リンク参照)
一般財団法人 消防試験研究センター
試験日程
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/schedule_first.html
余談ですが、上記の図のように工程表をひいてエクセルで管理すると、キャリアプラン組んでる感があって結構楽しいです。
費用
教材費、試験手数料、申込必要書類の準備、会場までの交通費等を含めてこのくらいです。私の場合、教材は1冊のみ使用したので安上がりでした。
人によって申込書類の準備が要らなかったり、交通費がもっとかかったりしそうです。
使用教材
一般財団法人 消防試験研究センター
過去に出題された問題
https://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/exercise.html
消防設備士・危険物取扱者に挑戦!
消防設備士甲種第1類資格に挑戦
http://www.ads3d.com/syoubo/1/tqindex.cgi
問題集・公式が出している過去問の参考・ネット有志による問題サイトを使わせてもらいました。実際に購入した教材は1冊のみでした。
この教材は各問題にそこそこ詳細な解説が付いていますし、末尾のページに表類もまとまっています。過去問とテキストが一緒になったような感じです。
Amazonのレビュー等を見ているとこれ1冊じゃ問題数が足りないとの指摘がありましたが、まったくの初学者でなければこれ1冊で十分だと思います。
何冊も揃えて広く浅くなるよりも、確実に取れるところを増やしたほうが良いと思います。満点を目指しているわけではないので。
理論とか方程式みたいなものは根本を理解するのにテキスト読んだほうが分かりやすいですが、暗記がメインになってくるとひたすら過去問を解いて詳細な解答を見て覚えるほうが良い気がします。
自分はテキストだけ読み込んでも覚えられないので、問題を解いて覚えるべきところをメモに書き出したり、後ろの表を見ながら解いて暗記しました。
直前になってからは公式の過去問(例題?)を解いてみたり、有志の問題集サイトを利用したりして理解度チェックをしました。弱い分野を重点的に復習して、理解度チェックをして…の繰り返しです。
参考になるサイト
ビルメンライフ
消防設備士甲種1類・2類・3類に独学で合格する勉強方法と参考書を紹介!https://birumen.site/shoubou-kou123-goukaku/
青木防災株式会社
消防設備士甲種1類実技の問題と解答 in 2016/12/23@奈良
https://www.aokibosai.com/2016/12/26/消防設備士甲種1類実技の問題と解答-in-2016-12-23-奈良/
工事士.com
消防設備士甲種1類の合格率は20%台!試験の難易度と勉強法を解説
https://koujishi.com/denkikouji/62/
使用教材だとか、おおよその学習時間を把握するために読ませてもらいました。消防設備業、ビルメンテナンス、電気工事士の方面であれば、こちらを参考にしてみてください。
あとがき
消防設備士の資格は、消防設備業はもちろん、ビルメンテナンス、給排水設備業者、設計者でも役立つ資格だと思います。私自身そう思い情報を探したのですが、あまり自分の境遇に近い立場からの情報は無かったので記事にしました。
業務そのものには必要を感じない設計者という立場でも、実際に監理しようとすればその知識は役立ちます。というか現場のおじちゃんに舐められなくてすみます。(たぶん)
私は機械設備メインの設備設計なので水系となる甲種1類から取得しましたが、消防設備の会社だとまずは乙種6類からとか、ビルメンテナンスだと4類からだとか、立場により取得の順番はいろいろありそうです。
青木防災株式会社
オススメ!消防設備士試験に挑む順番
https://www.aokibosai.com/2020/01/07/オススメ-消防設備士試験に挑む順番/
何よりも自分に一番なじみのあるものから取得するのが効率がいいかと思います。
もしくは、これからやるであろう業務を勉強するつもりで受験するのも良いと思います。私はこのあと建築設備士→消防設備士甲種4類→電気工事1級施工管理と、電気の専門知識を徐々に増やしていく感じで受験計画を立てています。分からないで落ち続けるのも嫌なので…。
お付き合いいただきありがとうございました。質問等あれば追記していきますので、ご連絡お願いいたします。