続・FUJIFILM X-A2と初台〜西新宿を散歩した
今回はX-A2とiPhone8の画像を比べてみた。
初台から西新宿を散歩した件の続き。
当日はデジカメのX-A2以外にスマホのiPhone8(古い!)でも撮影した。
そこでiPhone8とX-A2で撮った画像を(ド)素人なりに比べてみようと思う。
同じようなアングルで撮っていたら良かったのだが、突然の思い付きの比較なので後の祭り。どうかご容赦いただきたい。
少し前までは、写真はスマホがあれば十分だと思っていた。わざわざ嵩張るカメラを持ち歩くのは面倒だ、と。しかし、実際に撮り比べてみるとデジカメには専用機としての良さがあることを(今頃になって、やっと)再認識した。
上の新宿パークタワーの画像はiPhone8で撮影したが、シャープでコントラストもはっきりとしていて、何というか・・・力強く撮れている。
一方、下の画層はX-A2での撮影だが、全体的に明るくてコントラストもやや弱く、上の画像と比べてソフトな感じに撮れている。シャドー部もディテールまでクッキリとしていて、信号機の色も分かるし、街路樹の葉の形もつぶれていない。何となくではあるが、ビルや樹木の素材感までも感じ取れるような気がする。ビルについてはiPhone8よりも、奥行きというか立体感があるように思う。
iPhone8とA-X2の違いは、光量が少なくなるとさらに顕著になるように思う。
上のiPhone8での駅構内の画像だと細部のディテールは分かりにくく、人物の上着もシルエット状になっている。色も滲み気味である。
下のX-A2の画像は、屋根のある高架橋で薄暗い感じだが、ある程度は上着のシワも分かる。色味もクリヤーに感じる。
下もX-A2の画像で、オペラシティの地下駐車場の車寄せだが、肉眼ではもっと薄暗く感じる。柱の文字や立て看板も判読可能で、高架橋の画像と同じく色味もクリヤーでクリーンな印象がある。
二つ上のクリスマスツリーはiPhone8の画像だが、陽が落ちて薄暗くなってからの撮影なので、ディテールの再現性や色の滲みが少々気になる。
上のビルの間のX-A2の画像は、それなりにコントラストは強いが、暗部のディテールもしっかり出ている。抜けにあるビルも飛び過ぎずに存在を残している。
X-A2での画像は、いずれもカメラお任せ設定での撮影なのだが、条件によってはソフトな写真も、直上の画像ような力強い?写真も撮れるということだろう。
今後は上手く設定を見つけて、カメラ任せばかりではなく、そのシーンに相応しい写真を撮れるようにしたい。
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